みなさんはミサンガを作ったことがありますか? 作ったことはなくても一度はミサンガに興味を持ったことのある女性は多いのではないでしょうか。そんなおしゃれでかわいいミサンガ。そんなミサンガにはあるジンクスがあるのをご存知ですか? そのジンクスとは――自然に糸が切れると願いが叶う、という素敵なものです。そんな素敵なジンクスを持ったミサンガ。そして、女の子が絶対に叶えたい願いのベスト5に必ず入るもの・・・恋愛。この恋愛の願掛けとしてもミサンガは多く使われています。ミサンガで恋愛を叶えたいと思うあなたに、その効果を期待させる”スパイス”ハートの模様をきれいに編むための7つのテクニックを今回ご紹介したいと思います。
ミサンガでハートの模様が綺麗に編める!
7つのテクニック
【1】方眼紙でミサンガのデザインを考えよう!
ミサンガはまるで方眼紙に色を塗るように編んでいくのが特徴です。ですので、糸の色を選ぶ前に、方眼紙にそのデザインを考えてみましょう! まず、方眼紙と鉛筆を準備します。これでミサンガのデザインの下書きをしましょう。でも、どれくらいの網目を使ってデザインを考えればいいのか? ミサンガの編み目の数は編む人によって様々ですが私は縦の網目を8つ、横の網目を70~80を目安に編んでいます。その網目を目安に方眼紙のマスを使えば、みなさんも簡単にミサンガがデザインできると思います。方眼紙の縦8×横70~80のスペースにドット絵を描くようにしてうすーくハート模様を描いていきましょう。「ドット絵を描いたことがない」という人は、まずは方眼紙に普通にハート模様を描いてみましょう。そしてハートの模様の中の四角を薄く塗っていけば自然とハートがドット絵でデザインできるでしょう。
【2】ミサンガのデザインの仕上げ! 色のバランスに注意して!
さて、ミサンガのデザインはうまく描けましたか? 次は色を決めましょう。さっきの方眼紙と色の違う色鉛筆を2本準備します。薄くデザインしたその方眼紙に、今度は2本の色鉛筆を使って完成後の色を塗っていきます。ミサンガがおしゃれであるには、色合いがとても大事なので色はとても需要な項目です。好きな色だからとピンクと赤の組み合わせでハートのミサンガを編んでも、そのハートのかわいい模様は目立つことはありません。では、どうしたら良いのでしょう? ハートのミサンガで多く見かけるのは、白とパステルカラーの組み合わせです。例えば白とピンク、白と水色など。この色の組み合わせは外れることはありません。この組み合わせが少し幼いという印象を受けた方は、茶色を使用してみると少しシックになっていいかもしれません。自分の好みとバランスの良い色の組み合わせでオリジナルの可愛いミサンガをデザインしましょう。
【3】ミサンガの糸選びは慎重に!
さて、ようやくデザインが決まりました。では、早速ミサンガを編む糸を買いに行きましょう。ミサンガの糸はなんでもいいのですが、多く使われるのが”刺繍糸”です。刺繍糸なら手軽に購入できて色も豊富。さらにツヤがあって見た目も綺麗で編みやすいため、とてもおすすめです。ただし、あまりにも細い刺繍糸を選ぶと、編んでいる最中に糸が切れてしまうこともあります。糸の強度には十分に注意しましょう。
【4】ミサンガの結び目になる余裕をつくろう!
糸を買ってきたらさっそくミサンガを編んでいきましょう。机やテーブルなどの平らなところで行ってください。ハートの部分の色の糸を1本、一番左に置きます。そして、残り7本の地の部分(ハート模様以外の部分)の色の糸を置きます。長さはそれぞれ1メートルを目安にしてください。そして、編み始める前にやらなければならないことがあります。それはミサンガの結び目を作るための余裕を残すことです。きれいな模様を刺繍糸で編めても、結び目がなければそれは手首に結ぶことはできません。ですので、端から10~15センチメートルのところを、動かないようにセロテープなどで固定しましょう。そしてそのセロテープのところから作業を開始しましょう。
【5】ミサンガの基本的な編み方
さて、ようやく本番とも言える編み方に入っていきます。まず、地の部分の基本的な編み方です。一番左にあるハートの色の糸を、他の7本に対して上に置きます。このとき、ハートの色の糸はなるべく垂直に置きましょう。そしてハートの色の糸を軸にして、一番左の地の糸を下から上へ糸を通してクルッと1回巻きます。そしたらそのまま同じ糸で同じ動作(下から上へ通してクルッと1回巻く動作)をしましょう。そして、ぎゅっと糸をしっかり締めます。これで、1マスが編めました。そしてその右隣の糸も同じように編んでいきます。地の部分はこうして編んでいくだけで大丈夫です。折り返しも同様で、右から左に編んでいくだけで地の部分が編めます。
【6】ハートの模様の編み方
さて、色の変わり目――ハート模様の部分に差しかかりました。難しい編み方でもするんじゃないか、と思う方もいらっしゃるかと思います。ですが、そんなことはありません。色の変わり目が来たら、今度は地の色の糸を軸にしてハートの色の糸を結ぶだけです。結び方もとてもシンプル。まずハートの色の糸を横から垂直に、縦に伸びた地の色の糸の下に通します。そして下から上へクルッと1回、ハートの色の糸を巻きます。そして今度は同じ糸に上から下へクルッと1回、ハートの色の糸を巻きます。そして、ぎゅっと糸をしっかり締めます。これで、ハートの色の部分が編めました。ハート模様の部分に差しかかったときはこのように編んでいけば大丈夫なのです。
【7】最後にミサンガの結び目をつくろう!
上記おやり方に沿って繰り返し糸を編んでいって、きれいにミサンガが編めました。では最後の仕上げ、糸の結び目になる部分を作りましょう。まず、最初に糸を10~15センチメートルのところで余裕をもたせていたと思います。終わりもそのようにして10~15センチメートルの余裕を持たせてから糸を切りましょう。そしてその余裕をもたせた部分はどうするのか? 私は8本の糸を3:2:3の割合で3つに分け、それから三つ編みで編んでいって固結びをして仕上げます。これが一番簡単な方法でかつ、おしゃれに仕上げられる方法ではないかと思います。真ん中は平らなハート模様、そして端は細く長い糸の見事なコラボレーションのミサンガが出来上がっていることでしょう。
いかがでしたか。
ミサンガはどんな模様でも編み方さえ知ってしまえばとても簡単に編めてしまうのです。女の子の憧れのお洒落なおまじないアイテム――ミサンガ。あなたもハートで可愛くつくって、恋の願かけをしてみたら恋の願いも叶うかも?
まとめ
ミサンガでハートの模様が綺麗に編める!
7つのテクニック
【1】方眼紙でミサンガのデザインを考えよう!
【2】ミサンガのデザインの仕上げ! 色のバランスに注意して!
【3】ミサンガの糸選びは慎重に!
【4】ミサンガの結び目になる余裕をつくろう!
【5】ミサンガの基本的な編み方
【6】ハートの模様の編み方
【7】最後にミサンガの結び目をつくろう!