なぜ魅力的なのか?マーケティングからみる7つのディズニーの秘密

なぜ魅力的なのか?マーケティングからみる7つのディズニーの秘密
皆さんはディズニーランドに行ったことがありますか?日本でも最大級のテーマパークであるディズニーランドは修学旅行や長期休業中の旅行先としても人気で、「夢の国」の呼び名の通りおとぎ話の中に飛び込んだかのようなファンタジックな世界観にハマりファンになってしまう人も多いですよね。そこで今日は、この老若男女を魅了するディズニーの秘密について、マーケティングの観点から見ていきましょう。ではご覧ください。

ディズニーには鏡がない?現実に戻らず「夢の国」を堪能させる

ディズニーランドには鏡がない、という話はご存知ですか?実際に見てみると鏡は無く、お手洗いでも洗面台に鏡はなく入り口付近にあるだけです。

これは鏡を見ると現実に戻ってしまうのでそれを防ぎ、夢の国を堪能できるようにするためだとか。さらに時計も無く、これも時間を忘れて楽しむためだそう。日常を忘れおもいっきり楽しめるようこんなところまで工夫されているんですね。

 

かわいいだけじゃない!道路にまで施された工夫

園内についてまずやることと言えば、映画の中から飛び出してきたかのようなシンデレラ城などを背景に撮る記念写真ですよね!そんな恒例行事にも、ディズニーランドからの密かな心遣いが。

ディズニーランド内の道路はカラフルでかわいらしいのですが、これは有色コンクリートの上で写真撮影をすると、光の反射によって色鮮やかな写真が撮れるという研究結果からなのだとか。確かに、ディズニーでの思い出の写真は心なしか奇麗に撮れていると思いませんか?

 

ちょっと自慢できる?隠し要素の数々

ディズニーランドの中には、噂などで密かに広まっている「隠し要素」がいくつかあります。有名なところから挙げると、誕生日だということをキャストの方に伝えるとシールをもらうことができ、それを目立つ所に貼っているとキャラクターなどからお祝いしてもらえるなど。

さらにマークトゥエイン号のアトラクションでキャストの方に「操舵室お願いします」と伝えると先着一名だけ中に入れて貰うことができ乗船証明書も貰えるという話も。こんな「他の人とは違う特別な体験」ができるのもディズニーランドならではですね!

 

何度来てでも見つけたい!幸せになれる隠しアイテム

隠し要素の中でも有名で人気が高いものといえば、隠しミッキーなどの隠しアイテムの数々です。その中でも有名なのは、シンデレラ城近くの壁画には一粒だけ本物のダイアモンドが埋め込まれているというお話。

壁画の中に埋め込まれたダイアモンド、というだけでもなかなかロマンチックですが、さらにこのダイヤに触ると幸せになれるという噂も。ディズニーファンとしては、何度来てでも絶対に見つけたくなってしまいます!

 

清掃までもパフォーマンスに!隠すのではなく魅せる術

ディズニーランドの園内にはいつでもゴミもほとんどなく綺麗に保たれていますよね。これは清掃員の方々がすぐに落ちたごみを片付けているから。でも、営業時間からそこかしこで働く清掃員さん達を邪魔に感じてしまったりすることはありません。

ディズニーランドの清掃員には清掃を行うキャストとパフォーマンスを行うキャストがおり、映画のキャラクターのようなパフォーマンスで楽しませてくれます。

また、清掃を行うキャストも鮮やかな清掃の腕前もさることながら何を拾っているか聞くと「夢のかけらを拾っています」と答えてくれるという噂でディズニーランドの名物にもなっています。清掃という仕事を隠すのではなく魅せる演出には脱帽ですね。

 

ディズニーランドは待ち時間が短い?人間の無意識まで操る設計

日本でもトップクラスのテーマパークであるディズニーにはそれだけ人も集まります。しかし、それでもアトラクションの待ち時間は意外に短く感じたりしませんか?あれは通路をジグザグにすることで待ち時間を短く感じさせているのだとか。

また、通路そのものもアトラクションの世界観たっぷりで見ていて楽しいですよね。さらに、人は左回りを好むと言われているのであえて右回りに回りやすいようアトラクションなどを配置することで、回りかたを分散し混みづらくしているんだとか。人間の無意識まで操った工夫があるんですね。

 

パークそのものが映画のように演出されるディズニーランド

さらに、その6で書いた右回りに回ることでディズニーランドそのものが一つの物語であるかのように楽しめるんだとか。ディズニーには入口が一つしかなく、その入り口から右回りに回ることで、アドベンチャーランドからクリッターカントリー、トゥモローランドというように過去から未来へというイメージにアトラクションを巡れるんだとか。こんなまさに自分が映画の主人公になったかのような演出も。

 

このように、ディズニーランドには「そんなことまで!?」と思うほど遊びに来た人が思いっきり楽しむ為の工夫が詰め込まれていますよね。綺麗なパレードや可愛らしいキャラクターだけでなく、このような努力によってディズニーの魅力や人気は支えられています。このようなポイントを自分の目で確かめながらディズニーランドで遊んでみるのも面白いかもしれません。


連記事
タイトルとURLをコピーしました