身につけるお守りと聞けばまずミサンガを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。人気サッカー選手が身に着けていたことから流行したミサンガは、シンプルだけどかわいくて願い事の叶うカジュアルなお守りとして今も老若男女に愛され続けています。手芸店や100円ショップで売っている材料で簡単に作れることから、みんなでおそろいのデザインを作って着けていたなんて思い出を聞くこともよくありますよね。
しかし、いくら「アクセサリーやお守りにしては簡単」とはいえ、最初はぐちゃぐちゃに絡まってうまく作れないなんてことも・・・。今回は、手先の器用さに自信のない方でもキレイなミサンガを編むための7つのコツについてお伝えします。誰でも編めるミサンガの結び方で、一緒にミサンガに挑戦してみましょう。では早速ご覧ください。
ミサンガの結び方、
誰でもキレイに仕上がる7つのコツ
まずは簡単なものから慣れてみよう
最近では、ネットで検索しただけで可愛らしい模様のミサンガの作り方が紹介されているのでついつい作りたくなってしまいますよね。しかし、慣れないうちから糸を何本も使うミサンガを作ってもなかなかうまくできません。まずは簡単な柄のものから慣れていくのが上達への近道です。簡単なものでも、色の組み合わせなどによって技術の必要なミサンガと同じくらいかわいいデザインのものを作ることができます。人気ドラマ「あまちゃん」に登場したものと同じななめ模様のミサンガなども比較的初心者向けで作りやすいですよ!
設計図を確認しよう
複雑な柄のものを作るときには、最初にミサンガの設計図を確認しましょう!柄や文字入りのミサンガでは、一列飛ばして編んでいたことに気付いたころにはもう戻るに戻れないところまで編み進めていた・・・なんてことも少なくありません。最初は何目か編むごとに設計図に印を付けるなどをするとミスが減るかもしれませんね。また、このミサンガの設計図ですが自分で作ることもできます。ネット上で公開されている、ドット絵というゲーム用の絵などを描くためのツールが使いやすいかもしれません。
しっかり固定しよう
さて、早速編み始める前にミサンガがしっかり固定されているか確認しましょう。キレイなミサンガを編むためには力の入れ方が大事なのですが、不安定で取れてしまいそうな固定の仕方ではキレイに編めない上に編みづらくて集中力も落ちてしまいます。定番のセロハンテープを使った固定では不安な時には、古典的な手段ですが足の指にくくりつけて編むのもアリです。この場合は、力を入れすぎて指が痛くなってしまわないようにご注意を。
糸をまとめ分けておこう
ミサンガでイライラすることといえば、なんといっても糸が絡まってしまうことです。何メートルもある糸を何本も行ったり来たりさせるのだから当たり前とは言っても絡まった糸にばかり体力や気力を使うのは納得いきませんよね。糸が絡まらないように、厚紙に巻いたりゴムでまとめたりすることで糸を一本一本まとめておきましょう。これだけでぐーんと編みやすくなります!
力の入れ方に注意
キレイなミサンガの結び方における最重要ポイントと言ってもいいのが、この糸への力の入れ方。コツは、均一な力で引くこととピンと張るように軸糸を引くこと。糸を入れる力が常に同じになるようにすると、模様も均一に整います。さらに、軸糸は常にピンと張るようにして巻糸はそれよりもちょっと弱い力で引っ張ることがポイントです。
糸のコシに気をつけよう
いいものをつくりたいなら、材料にできるだけ気を使うのは基本ですよね。といっても、ミサンガは100円で売っている刺しゅう糸でも十分な作品が作れるので、大切なのは糸をへたらせないことです。何回もほどいたりたり絡まった糸を無理やり引っ張ったりしていると、糸はどんどんコシを失ってしまいます。なるべく丁寧に扱って、あまりボロボロになってしまったときには開き直って練習用の糸にしてしまうのもいいかもしれません。いくら糸が切れたときに願いが叶うミサンガだからと言って、最初からボロボロでは効果が薄れてしまいそうですよね。
アイロンをかけてみよう
ミサンガが完成したら、仕上げにアイロンをかけることをおすすめします。アイロンで伸ばすことによって、ミサンガのねじれが軽減されたり柄がはっきりしたりするようになります。しかし、ミサンガのような細いものにアイロンをかける機会は普段なかなか無いので手元が狂って火傷などしてしまわないよう気をつけて下さいね。
如何でしたか。ミサンガは、何回も繰り返すことで必ず上達していきます。ここで紹介したコツなどを参考にしながら練習するうちにびっくりするほど上達し、もっと難しいものを編んでみたいと思えるのもミサンガの魅力の一つです。願いを叶える為だけでなくお洒落やちょっとした暇つぶしとして、さっそくミサンガを編んでみましょう!
まとめ
ミサンガの結び方、
誰でもキレイに仕上がる7つのコツ・まずは簡単なものから慣れてみよう
・設計図を確認しよう
・ しっかり固定しよう
・糸をまとめ分けておこう
・力の入れ方に注意
・糸のコシに気をつけよう
・アイロンをかけてみよう