人間は「絶対に不可能」だと思われていることを現実にしてしまう力を持っています。例えば、桶狭間の戦いで織田軍3000、今川軍25000の軍勢という織田の勝利は絶対に不可能な状況の中で勝利を手にした織田信長。絶対に不可能だと言われていた「青いバラ」の開発に成功したサントリー社の青いバラの開発チーム。彼らはそんな「絶対に不可能」と言われていることを成功させ、素晴らしいと評価されています。しかしなぜ、「不可能を可能」にすることができたのでしょうか? それは、実力と運が備わっていたからでしょう。しかし、実力や運もそうですが他にも彼らに共通したものがあります
――それは「絶対に可能にする」という意思です。戦国時代は負けてしまえば死を意味しますから、「絶対に勝利を可能にする」以外の道は考えていなかったでしょう。青いバラ開発チームも「青いバラの開花を可能にするため」に存在しているのですから、「不可能」という考えは毛頭なかったでしょう。そう、彼らは「絶対に可能にする」という意思で「不可能が可能」になった現実を”引き寄せ”たのです。これを引き寄せの法則といいます。
引寄せの法則――自分が意識しているもの(”当たり前”だと思っていること)を、現実に引き寄せるという宇宙の法則です。ですから、成功する人は”成功するのが当たり前”だと意識しています。お金持ちの人は”お金をたくさん持っているのが当たり前”だと意識しています。引寄せの法則の理論では、こんな簡単な方法で幸せを現実にしてしまうのです。今回は本当に叶うおまじない 引き寄せの法則でHAPPYになれる7つの方法をご紹介します。
本当に叶うおまじない
引き寄せの法則でHAPPYになれる7つの方法
まずはあなたの中の”幸せ”をイメージしましょう
自分が当たり前だと思っているものが現実になるなら、願いごとが”当たり前”だと意識すればすべてが叶うの!? まさにその通りです。例えば、「私は○○くんの彼女!」と当たり前のように思えるようになれば、その幸せが現実に引き寄せられます。「有名歌手になりたい!」という人は、「自分は有名歌手だ!」と当たり前のように思えることができれば、その幸せが現実に引き寄せられます。まずは、あなたの中の”幸せ”をイメージしてみましょう。
自分に”幸せ”を植えつけましょう
さて、あなたの”幸せ”をイメージすることができました。「さぁ、イメージしたからもういいだろう」といって終わるものではありません。そこで終わってしまえばただの”妄想”で終わってしまいます。次にすることは「その”幸せ”を自分に植えつける」ことです。例えば、私たちは人に挨拶をするときなどに頭を下げます。それはなぜでしょうか? それは挨拶をするときに頭を下げることが”当たり前”になってしまっているからです。これが「植えつけられた状態」です。引寄せの法則も同じです。自分の”幸せ”が”当たり前”になるように植えつけましょう。
では植えつけるにはどうしたらいいのか? 挨拶の例を思い出してみましょう。みなさん、どうやって挨拶のときに頭を下げるということを植えつけられたか覚えていますか? それは学校や家の人に言われて”繰り返し同じ動作を行った”からです。ここまで言えばもうお分かりですね? ”幸せ”を植え付けるには「”幸せ”のイメージを繰り返す」ことです。こうすることで、あなたの中に無意識にそのイメージが繰り返され、その”幸せ”が”当たり前”のものとなります。
なかなか定着しないときは”幸せ”を形にしよう!
イメージを繰り返すけれども、なかなか”幸せ”のイメージが当たり前のように定着しない……そんなときは口に出してみたり文字に起こしたりしてみましょう。これは、”アファメーション(「宣言したこと」を現実にする)”や”断言法(願いを断言すること)”と言われており、引寄せの法則と似たような分野で扱われています。こうした視覚や聴覚などを使うことによって、さらに脳に印象づけることができます。より”幸せ”があなたの中に植え付けられることでしょう。
不安になるのは自分が原因……意識して”幸せ”に目を向けて
一生懸命に”幸せ”のイメージを植え付けていますが、現実を見れば自分は○○くんの彼女ではない、自分は有名歌手でもない……。そういう現実が不安を生み、不安は絶望を生んで、その”絶望”が引き寄せられて現実になり、またその現実に不安を生み、不安は絶望を生んで……と無限の負のループに陥ってしまいます。もし今”幸せでない現実”に苦しんでいるのであれば、あなたの”不安や絶望”がその現実を引き寄せているのです。引寄せの法則は”あなたが当たり前”だと思っているものだけを引き寄せてしまいます。ですので”幸せでない現実”が当たり前だと思っているからこそ、今の現実があるのです。では、どうしたらいいのか? 簡単です。【2】や【3】の方法で”幸せ”に目を向ければいいのです。そうすることで、自然と不安になる自分が消えていることに気がつくでしょう。
それでも不安が生まれるときは……深く呼吸をして心を落ち着かせましょう
しかし、そう言われても不安になります。仕方ありません。今まで”幸せでない現実”が当たり前だったのですから。では、どうしたらいいのか? 不安に陥りがちな人は”呼吸が浅い”という特徴があるといわれています。ですので深く呼吸することを意識してみましょう。これは一例ですが、まず肺にある空気を全部吐き出します。そして空気をおへその辺りに貯めるように一杯に吸い込み、その貯めた空気をゆっくりとすべて吐き出しましょう。これを繰り返すことで自分を悩ませていた不安や絶望がすぅっとどこかに消えてしまい、”幸せ”に目を向けやすくなるはずです。
悪いことばかりが現実に……そんなときは「塞翁が馬」理論!
不安は生まれなくなったけど現実には○○くんは私にそっけない、どのオーディションを受けてもなかなか受からない! 不幸ばかりが起こる! そんな現実が起きてしまうこともあります。そういうときには「塞翁が馬(さいおうがうま)」理論で不安や絶望を消してしまいましょう。塞翁が馬を知っていますか? 中国のある書物の話が元となってできた言葉です。ある老人の飼っていた馬がどこかへと走り去ってしまい、村の人々が「災難だったね」と老人を慰めました。しかし老人は「これは幸せになるのだ」といいます。その数カ月後、逃げた馬が老人のもとに帰ってきました。しかも、とても足の速い良い馬を連れて。これが、塞翁が馬の概要です。
○○くんがそっけないのは照れ隠しではありませんか? 受けたオーディションを開催した会社は将来性がある会社では無かったのではありませんか? つまり、普通に見れば”不幸”であることは、実際は”最高の幸せへのプロセス”なのです。ですのでその”最高の幸せへのプロセス”に不安になったり絶望したりするのはナンセンス。むしろ「ドンドン近づいていっている」と喜び、”幸せ”から目を逸らさないようにしましょう。
幸せになっていることを実感したら”感謝”を!
さて、グループでですが○○くんと一緒に遊べる段取りができました、小さいながらも自分の曲を披露する場がもらえました。どんどんと自分の”幸せ”が現実になってきます。そのとき、”感謝”の気持ちを忘れないようにしましょう。その1つ1つの幸せに感謝することにより、より一層”これが現実なんだ”という意識が生まれ、不安や絶望などのネガティブなイメージを生まれる隙を埋めてくれます。不安や絶望に屈することなく、幸せに目を向けていきましょう!
いかがでしたか。
以上、引寄せの法則を使ったHAPPYになれる7つの法則をご紹介しました。昔からよく言われていることですが、人は幸せになるために生まれてきたといいます。ぜひ、引寄せの法則を利用して自分の望む”幸せ”を手に入れましょう!
まとめ
本当に叶うおまじない
引き寄せの法則でHAPPYになれる7つの方法
・まずはあなたの中の”幸せ”をイメージしましょう
・自分に”幸せ”を植えつけましょう
・なかなか定着しないときは”幸せ”を形にしよう!
・不安になるのは自分が原因……意識して”幸せ”に目を向けて
・それでも不安が生まれるときは……深く呼吸をして心を落ち着かせましょう
・悪いことばかりが現実に……そんなときは「塞翁が馬」理論!
・幸せになっていることを実感したら”感謝”を!