文字入りミサンガ、誰でも超簡単にできる7つの編み方


おしゃれでかわいいミサンガ。腕や足にミサンガをつけている人を、みなさんも見たことがありますよね。そのミサンガにはおしゃれの他にも、とても素敵なジンクスがあるのです。ではそのジンクスはご存知ですか? 

ミサンガのジンクス――ミサンガを肌身離さず身につけ、そして糸が自然に切れるとその人の願いごとが叶うというもの。とても素敵なジンクスですよね。著者はこのジンクスで多くのチャンスを掴んだ人を知っています。そのミサンガに文字が入っている”文字入りのミサンガ”、これは一見、編むのがとても難しそう、、、と思うかもしれません。しかしそんな心配は無用です! 今日は文字入りミサンガを誰でも簡単に作れてしまう7つの編み方をお伝えします。文字を入れるとさらにかわいくもなるミサンガ。おしゃれも願いごとも文字を入れて一気に手に入れてしまいましょう!

 

文字入りミサンガ、
誰でも超簡単にできる7つの編み方

 

使う糸の色を選ぼう

使う糸を最低2種類選びます。地の色と文字の色です。このとき、地の色と文字の色はなるべく別系統の色を選びましょう。例えば、地の色を白にしたら文字の色を赤や青などに変えてみることです。こうすることで文字と地の区別がはっきりと分かり、編むときはもちろん、できあがったときの見栄えも良くなります。

 

ミサンガに入れる文字を決めよう

使う糸の色が決まりました。さぁ! 編むぞ! とはいきません。文字入りミサンガを作るときには注意しなければいけないことがあります。それは、どんな文字をミサンガに入れるか? です。皆さんはミサンガに入っている文字がどんな文字が多いかご存知ですか? 漢字でしょうか? それともひらがなでしょうか? 少なくとも私が見てきた中では、ミサンガに入れている文字はアルファベットが多いのではないかと思います。

何故、ミサンガに入れる文字にはアルファベットが多いのか? それは、アルファベットの方がおしゃれだという意見もあるでしょう。しかし、それだけではありません。アルファベットの”ブロック体”は、丸みが少ないということです。ミサンガを編んでいる人なら分かりますが、ミサンガに丸みを帯びた模様をつけるのはとても大変な作業です。ですのでミサンガに入れる文字はアルファベットが多いのです。ですのでみなさんもミサンガに入れる文字は、なるべくアルファベットを選んだほうが良いでしょう。

 

方眼紙を使ってイメージ図を描いてみよう

さて、ミサンガに入れる文字が決まりました。今度はミサンガを編むときに簡単に編めるように色鉛筆を使って”方眼紙”にミサンガのデザインを描いていきましょう。例えば字の色を白、文字の色を赤として練習してみましょうみましょう。今回は縦7マスを例にして編んでいきます。まず、赤の色鉛筆を使い、方眼紙のマス目を塗って”A”というアルファベットを描いてみましょう。上手に塗れましたか? この方眼紙のマス目に色を付けていく作業は、ミサンガで文字をつくる作業とほとんど一緒です。逆を言ってしまえば、この方眼紙に色を塗る作業さえきちんとできていれば、簡単に文字入りのミサンガを編むことが出来ます。

それは何故か? この色を塗った方眼紙と、このミサンガの網目がリンクしているからです。方眼紙の1マス1マスは、ミサンガの1網目1網目と同じです。ミサンガを編むとき、どこで文字の色を出したらいいのかを方眼紙が教えてくれます。方眼紙に色鉛筆でマス目を塗って、文字入りミサンガを簡単に作っていきましょう。

 

1マス目の編み方はちょっと違う!? ミサンガの編み始め

方眼紙にデザインができたら、ミサンガを編んでいく作業に入ります。今回は方眼紙の縦を7マスにしたので地の糸を7本、そして文字の糸1本を用意します。慣れれば自分でマス目を調節して増やすことも減らすこともできますので、今回の作業に慣れたらぜひ色んな網目に挑戦してみてください。7本の地の糸は縦に伸ばして並べ、動かないようにセロテープなどを使って固定しましょう。そして、文字の糸を地の糸の下に垂直に置きます。

このとき、文字の糸も動かないようにセロテープで固定しましょう。では、さっそく編んでいきます。1番左にある地の糸を、下にある文字の糸に上からクルッと1回巻きます。そしたらそのまま同じ地の糸を文字の糸の下から上へクルッと1回巻きましょう。そして、ぎゅっと糸をしっかり締めます。これで、1マス目が編めました。ここからようやく本番に入っていきます。

 

ミサンガの基本的な編み方

さて、前準備は終わりようやく本番です。2マス目から編んでいくのですが、ここからは単純作業です。左から2番目にある地の糸を下にある文字の糸に上からクルッと1回巻いてぎゅっと縛りましょう。そして、左から3番目にある地の糸を同じように、文字の糸に上からクルッと1回巻いてぎゅっと縛ります。これを繰り返していくことで、地が簡単に編めます。難しいことなど何一つありません。

 

ミサンガの端もきれいに編もう

さて、端まで編むことができました。端を綺麗に整えて2段目に移りましょう。2段目を編み始める前に、一度文字の糸の下から上に地の糸を通します。そして地の糸を外側に向かってぎゅっと引っ張りましょう。そして、次の糸から【5】の編み方でまた端まで編んでいきます。また端まで来たらこの【6】の編み方をして端を整えましょう。

 

ミサンガの文字の部分の編み方

やっと文字の部分に差しかかりました。編み方を変えて、このマスの部分に文字の糸の色を出しましょう。今までは文字の糸を軸にくるっと地の糸を巻いていましたが、今度は地の糸を軸にします。地の糸を軸にして、文字の糸を上から下に通してクルッと1回巻きます。そしてギュッと締めて文字色部分のマス目が完成です。そして、地の部分を編む場合は【5】の編み方を再開しましょう。文字の部分に来たらこの編み方をするだけで、簡単に文字入のミサンガを編むことができます。

 

いかがでしたか。

慣れればとても簡単ですよね? ミサンガを編むのは単純作業の繰り返しです。ですので、途中でだれてしまったり、飽きてしまったりする人も多いようです。しかし、そこを乗り越えて完成した自分のミサンガを見たときには感動でいっぱいで、願いごとも叶うと言われている理由がわかるだろうと思います。ミサンガを編み終えるには相当の根気が必要だからです。みなさんも自分だけの文字入りミサンガを編んで、願いごとを叶えましょう!

 

まとめ

文字入りミサンガ、
誰でも超簡単にできる7つの編み方

・使う糸の色を選ぼう
・ミサンガに入れる文字を決めよう
・方眼紙を使ってイメージ図を描いてみよう
・1マス目の編み方はちょっと違う!? ミサンガの編み始め
・ミサンガの基本的な編み方
・ミサンガの端もきれいに編もう
・ミサンガの文字の部分の編み方


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