縁切りのおまじないには、簡単で効果的な方法があることをご存知ですか。職場や学校でいじめやパワハラ、セクハラを受けて嫌な思いをしていて、その状況がどうしても好転せずに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
職場であれば、相談窓口や人事部に、また、学校であれば先生や親に相談するのが正当な解決方法ですが、それでも、一度こじれてしまった人間関係はそう簡単には良好な状態になりません。
そんな時、相手に危害を加えるのではなく自然な形で相手との縁が切れるとお互いにとっていいですよね。それを叶えてくれるのが縁切りのおまじないです。縁切りのおまじないでは、相手はおまじないをかけられている事に気づきませんし、恨みつらみなく、自然な形で苦手な相手との距離が遠くなるのです。
そこで、苦手な相手を遠ざけるために、自宅で簡単にできる、また、いつでもどこでもできる縁切りのおまじないを7つご紹介します。
粗塩を使ったおまじない
日本で古くから伝わる縁切りのおまじないが粗塩を使ったおまじないです。嫌な客が来たら、その客が帰った後に玄関や店先に塩をまくシーンをドラマなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
まず、粗塩を茶道などで使う和紙の紙、半紙に包みます。そして、粗塩を包んだ半紙を机の一番下の引き出しにしまいましょう。これだけで、悪縁全般を封じ込むことが出来るのです。
トイレの水で悪縁を流すおまじない
悪いことを水に流すという言い回しがあるほど、水は物事を流し去ってくれる効果があると言われています。そのため、風水でも水があるトイレはいつもキレイにしていないと幸運が流れていってしまうとも言われています。
縁切りのおまじないでは、縁を遠ざけたい相手の名前をトイレットペーパーに書き、トレイの水に流します。こうすることで、悪縁は水に流されて自分の元から遠くなっていくのです。
人差し指と小指を立てる同じない
ヨーロッパには、コルヌという魔除け効果がある縁切りのおまじないがあります。コルヌというのは、手の人差し指と小指を立てて、狐の様な形にしたものを言います。
縁を切りたい相手の姿を見たら、自分の手をこのコルヌの形にして相手に「自分の近くからいなくなれ」と祈ります。こうすることで、相手との縁を切ることが出来ると言われています。
ハーブを使った魔除けのおまじない
ハーブやアロマには人の心を落ち着けたり、惑わせるような効果があることは良く知られていますが、悪縁を切る縁切りのおまじないにも効果を発揮するのです。
使うのは、シナモンとフレッシュタイムと塩です。シナモンとフレッシュタイムはパウダーの場合はそのまま、シナモンスティックやフレッシュタイムの葉を用意した場合は、いずれもすりつぶしましょう。
これらの材料を同じ分量だけ混ぜて小さな瓶に入れて持ち歩き、苦手な相手と接触した後にこの粉末を自分の足元にふりかけると、悪縁を遠ざけることができます。
カラーペンと紙を使ったおまじない
青い色は水を表すと言われ、その水には悪いものを流し、浄化させる意味があります。そのため、青いカラーペンと紙を使って縁切りのおまじないをすることができるのです。
まず、青いカラーペンで紙に自分が縁を遠ざけたい人の名前を書きましょう。その紙をくしゃしゃに潰してゴミ箱に捨てるとその人と縁を切ることができます。部屋のゴミ箱の中にその紙がしばらくあるのが嫌な場合には、ゴミの日のゴミ出しをする直前に行うといいでしょう。
紙に名前を書いて切り刻むおまじない
相手に恨みさえ抱くほどの嫌いな相手とは一生顔を合わせたくないものです。そのような相手には、一生効果がある縁切りのおまじないをしましょう。
一生縁切りをしたい相手の名前を紙に書き、その紙をはさみで切り刻みます。家にシュレッターがある場合にはシュレッターにかけてもいいでしょう。切り刻んだ紙はそのままにせず、糊やボンドで固めます。こうすることで、修復不可能となり、一生自分から縁を遠ざける事が出来るのです。
ただ祈り続けるおまじない
願い続ければ思いは届くという言葉をよく聞きますが、これは、縁切りのおまじないにも活用できます。自分の前から消え去って欲しい人がいたら、その人がいなくなるように毎日強く祈り続けます。毎日嫌いな人のことを考えなければいけないので苦痛を伴いますが、意外と効果があるのです。
会社であれば、その相手が異動になったり、学校であれば、相手が転校になったり、次のクラス替えで離れるというような自然な効果が望めるため、しばらく祈り続ける根気をもちましょう。
さて、縁切りのおまじないは、科学的には立証できないものばかりです。使うものはペンや紙、塩など身近にあって簡単に実践できるものばかりなので、最初は半信半疑かも知れませんが、古くから伝わるおまじないもあるほど、効果を発揮します。
そのため、一時の感情で縁切りのおまじないをしてしまうと、後で後悔することもあるでしょう。友達や家族と痴話げんかをしてしまった時、その日は怒りがおさまらなくても、時間が経過すると関係が修復することがあります。そのようなケースで、感情が高ぶっている時に縁切りのおまじないを使ってしまうと、後からそのおまじないを打ち消す事はできないからです。
しかし、別れたいのになかなか別れてくれない恋人や自分の意に反してつきまとうストーカー、また、精神的に日々自分にストレスを与え続ける相手などはおまじないを使って縁を遠ざけると良いでしょう。
まとめ
縁切りのおまじないで、苦手な相手を遠ざけるには
・粗塩を使った伝統的な方法は悪縁全般を縁切り出来る
・風水でも重要なトイレの水を使って悪縁を遠ざけよう
・自分の手だけで出来るコルヌで日常的に相手を追い払う祈りをしよう
・ハーブを使ったおまじないで魔除けや邪気よけをしよう
・カラーペンと紙を使って嫌な相手を自分の周囲から追い払おう
・名前を書いた紙を切り刻んで修復不可能にすることで一生縁切りしよう
・嫌いな相手が遠ざかるよう祈り続けると意外と叶う