『ジブリ都市伝説』まとめ、誰でも知ってる7つの話

『ジブリ都市伝説』まとめ、誰でも知ってる7つの話
日本が誇るアニメ文化の中でも代表的なスタジオジブリ作品。大人から子供まで幅広い年代の人が楽しめるように作られており、かつ映像やストーリーが深い素晴らしい芸術作品です。夏に公開されることが多いため夏の風物詩としても人気です。

一方でジブリ作品のミステリアスなストーリーもひそやかな注目を浴びています。『となりのトトロ』にまつわる「あの」話が最も有名ですが、他にも多くのジブリ都市伝説が存在しています。そのどれもがお話とぴったり合っているうえに監督はあの天才・宮崎駿氏。勘ぐりたくなるのも不思議ではありません。

そこで、今回の記事ではジブリ都市伝説の中でも有名な7選をご紹介します!懐かしのあの映画をもっと楽しむための参考にしてみてくださいね♪

 

『ジブリ都市伝説』まとめ、
誰でも知ってる7つの話

 

『となりのトトロ』:サツキとメイの謎

スタジオジブリのマスコットキャラクターであるトトロが登場し、ジブリ作品の代名詞でもある『となりのトトロ』。子供から大人気ですが、ちょっと子供には見せられないような都市伝説が隠されています。

実は、作品に登場する姉妹であるサツキとメイには死亡説が語られているのです。姉妹の影が途中から消えていたり、トトロ=死神説があったり、物語の舞台で実際に殺人事件が発生していたりと、ヒントはたくさんあります。

とはいえ単なる怖がらせではなく「死はどこにでもあるのだから気をつけなさい」という含蓄が含まれているようです。

 

『風の谷のナウシカ』:火星と地球人

元々の不思議なストーリーで人々を惹きつけてやまない同作品には、実はその舞台が火星であるという説があります。戦争や環境汚染によって住めなくなった火星からやって来たのが地球人の祖先だとするジブリ都市伝説です。

戦争や環境についてのテーマを盛り込むことが多いジブリ作品らしさと相まって、この都市伝説の信ぴょう性もなかなか高いものになっています。

 

『火垂るの墓』:悪夢

第二次世界大戦の惨禍を生々しく描いた、野坂昭如の短編小説を原作にした作品、『火垂るの墓』。このジブリ都市伝説としては、映像は全て清太と節子の回想シーンであり、二人はそれを永遠に見続けることになるという不吉なものがあります。

一方、戦時中だというのに働きもせず叔母の家に居候しようとする兄妹の姿を描き、現代のニートを叱咤激励しようとしたという解釈もあります。

 

『千と千尋の神隠し』:風俗との関係

同作品の中で、主人公の千尋はブタになってしまった両親を取り戻すため、湯屋で働くことになります。しかし日本の江戸時代における湯女は風俗嬢としての扱いを受けており、貧しい両親のために身売りをする女性たちもいました。

宮崎監督自身も同作品と風俗業界の関連性を指摘しており、そうした背景からもこれは有名なジブリ都市伝説へと成長しました。

 

『天空の城ラピュタ』:幻のエンディングが存在?

『天空の城ラピュタ』にはちょっと面白いジブリ都市伝説があります。何と、現実にはないエンディングを覚えている人がおり、それと同じエンディングを見たという人が何人もいるのです。

同作品のエンディングは木が宙にふわふわと浮いている場面を描いたものですが、シータが飛行石をしまうシーンやバズーがシータを故郷に送るシーンを見たという人が少なからずいます。本当はないはずのエンディングを記憶している人が多いというのは面白いですね。

 

『猫の恩返し』:お話を作ったのは・・・

主人公のハルが猫の国に迷い込むという設定の『猫の恩返し』。実はこのお話を書いたのは、ジブリファンならだれでも知っているあの少女、月島雫だという都市伝説があるのです。

そういえば『耳をすませば』にも猫の騎士であるバロンが登場しますし、太った大きな猫も出てきます。雫本人も小説家を目指していたため、単なる都市伝説と片づけることもできないでしょう。いずれにせよ、雫が書いた物語を映像として楽しむというコンセプトが何とも粋です。

 

『もののけ姫』:税金対策から生まれた作品?

強烈なインパクトのある映像と環境保護をテーマにしたストーリーがとても印象的な作品ですが、その生みの親は何と「経費」だったというジブリ都市伝説があります。

実は、この作品が発表される前に『魔女の宅急便』を始めとするヒット作品が多く生まれており、スタジオジブリはその税金対策に悩まされていました。その対策の一環として大変な経費をつぎ込み完成したのが『もののけ姫』だとする説です。

ちょっと不純ではありますが、のちに大きなインパクトを残す不朽の名作が仕上がったことを考えると、どこかありがたくもあります。

 

以上が、ジブリ都市伝説として特に有名な7つです。

『となりのトトロ』の死神伝説のインパクトが強いためか、ジブリ都市伝説というとどうしても死を連想させるおどろおどろしいものを連想しがちです。

しかし、『天空の城ラピュタ』のようにロマンがあるものや、『猫の恩返し』に込められた粋な演出を示唆する都市伝説など、暗いものばかりではありません。『もののけ姫』を生んだのは税金対策だったというちょっとおかしいものまであります。

それらの全てがそのままでも十分に素晴らしいジブリ作品の味をさらに深めていることは間違いありません。まさに大人と子供の両方が楽しめる至高の娯楽作品と言えるでしょう。あなたも新しいジブリ都市伝説を探してみてくださいね。

 

まとめ

『ジブリ都市伝説』まとめ、誰でも知ってる7つの話

・『となりのトトロ』:サツキとメイの謎
・『風の谷のナウシカ』:火星と地球人
・『火垂るの墓』:悪夢
・『千と千尋の神隠し』:風俗との関係
・『天空の城ラピュタ』:幻のエンディングが存在?
・『猫の恩返し』:お話を作ったのは・・・
・『もののけ姫』:税金対策から生まれた作品?


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