誰かに嫌われる夢を見た寝起きは、とっても後味の悪い寝起きとなってしまいますよね。起きた直後だと、このあと嫌なことでも起こってしまうのではないかという不安が少々付きまとってきます。どんな夢でも、その時の自分の深層心理が夢となって出てくることがよくあるのですが、つまり無意識の部分は潜在意識からのメッセージであることが多いのです。
また、無意識に自分のコンプレックスが周囲にばれないようにしすぎている傾向が強いとも捉えられます。隠そうとして考えすぎてしまっている自分がいるのかもしれませんが、それを今後直すきっかけとして捉えられるか、または夢に翻弄されるかはあなた次第です。
特に、害がないようなコンプレックスであれば、強制的に修正する必要はないかもしれません。もし、気になるようでしたら、時間をかけて自分に負荷がかからない程度で修正していけば、嫌われる夢を見るほどまで自分を追い込まなくてもいい状態になれるでしょう。そこで今回は、嫌われる夢を見た後に気をつけてほしいポイントについてお伝えします。
潜在意識からのメッセージ
人の意識には、意識をしている顕在意識と、無意識の部分の潜在意識との2つで成り立っています。割合で言うと、顕在意識が1割程度で、潜在意識が9割程をしめます。
夢にはその潜在意識からのメッセージが送られていると捉えましょう。そうすると、心当たりが出てきませんか。
好きな人に嫌われる夢の場合
例えば、好きな人に嫌われる夢を見たとしましょう。大好きな人だからこそ、余計に嫌われたくないと強く思うでしょう。それが不安要素となって、夢に出てくる場合があります。その場合は、逆夢で、今以上に良好な関係を築ける暗示になります。
嫌われる夢を見たからといって、現実世界では嫌われてはいないので、この逆夢をいいタイミングと思ってより深く、密な会話をしてみるとよいでしょう。きっとうまくいくはずです。
大切な友人に嫌われる夢の場合
大切な友人に嫌われる夢は、あなたのコンプレックスや不安を暗示しています。自分で自分のコンプレックスがどうしても許せず、相手に許容してもらえるか常に不安で心配な状態なのでしょう。また、夢の中で自己否定すると、現実でのダメージを少なくしたいと考えている場合もあります。
誰にでも、コンプレックスはあります。そのコンプレックスとうまく付き合い、友人のコンプレックスも受け入れることで、お互いいい関係が築けるはずです。
コンプレックスばかりに目を向けるのではなく、自分の長所にも光を当ててみましょう。そうすることにより、より個性が磨き上げられます。コンプレックスはコンプレックスとして、広い心で受け入れて見ましょう。案外楽になるかもしれません。
特定していない誰かに嫌われる夢の場合
友人や、好きな人以外の特定していない誰かに嫌われる夢は特に気にすることはありません。気分はいい夢ではありませんが、そんな夢を見た時は「自己批判・自己嫌悪」の暗示です。
誰かと比べて自分はどうなのか、と人間誰しも考えることがあります。しかし、自分とは全く違う誰かと比べても何も得るものはありません。今の自分と比べるべきなのは、過去の自分です。一年前、三年前より少しでも成長していれば、それは大いに自分自身を褒めてあげましょう。
成長している分だけ、理想の自分に近づいていると考えるようにましょう。そして、本当に強い人間になっていきましょう。
たくさんの人から嫌われる夢の場合
大勢多数の人間から嫌われる夢を見た場合、「協調性不足」の暗示です。現実世界で、周りの人と少し距離があるな、などと感じている時があるのでしょう。そんな不安要素が夢となって出てきます。
集団生活の中では時としてめんどくさくても、周りの意見に耳を傾け、我慢するべきところはしないといけない場面が多々あります。そんな時に、一人自己中心的な行動になっていないか、今一度行動を振り返ってみましょう。
夢を見たのを機会に、周囲との関係を見直し、確執は早めの取り除くことをお勧めします。時間が経過するにつれ、なかなか溝は埋まりにくくなるものです。
特に仲良くない友人に嫌われる夢の場合
上記のように、潜在意識が夢に出てきていることが大半ですが、特に仲良くない人に嫌われる夢の場合は「好転」の予兆です。不思議なことに、相手との関係がよくなる暗示と捉えられます。
これは、逆夢で二人の間にあった行き違いやいざこざがなくなり、絆が深まっていく予兆と捉えられま明日。心当たりがある場合は、なんとなく相手をそっと観察してみるのもいいかもしれないですよね。そうすると、思いもよらなかったきっかけが見つかり、一気に距離が縮まるかもしれません。
誰かに嫌われる夢を見たときの、後味の悪さは計り知れません。ましてや、好きな人や、好きな友人が相手の場合は、一日引きこもりそうな勢いになってしまいますよね。しかし、上記でお伝えしましたように、嫌われる夢というのは逆夢や潜在意識が強く関係していることが分かりましたよね。
自分でもなんとなく感じていたコンプレックス、夢となって再び現れた時には、自分の気持ちに正直になりましょう。特に直す必要がない場合は、個性として捉え受け入れることもできます。長い目で見たときに、直したほうがいいなと気づいたのなら、急に直すのではなくじっくり時間をかけて修正していくと良いでしょう。
夢に翻弄されるのではなく、現実世界では案外いいことが続いたりするものです。できれば、嫌われる夢を見ることはしたくないですが、見てしまった後は、これは逆夢と言い聞かせ、スタートを切ってください。現実世界では、素敵な時間を過ごせることでしょう!
まとめ
嫌われる夢を見た後に気をつけることは
・潜在意識からのメッセージが含まれている場合があるので向き合ってみましょう
・好きな人に嫌われる夢は逆夢の場合が多いので、そのまま良好な関係を築きましょう
・大切な友人に嫌われる夢はコンプレックスを受け入れましょう
・特定していない誰かに嫌われる夢は自分を信じて成長していきましょう
・たくさんの人から嫌われる夢は周囲との関係を今一度見直し深い溝を作らないように気を付けましょう
・特に仲良くない友人に嫌われるは「好転」の予兆です