今日は怖い夢とその意味についてまとめました。寝ている時の夢は心の奥底のイメージが映像として再現されたものですが、嬉しいことや良い夢よりもどちらかというと怖い夢や悪い夢のほうが記憶として残ってしまいますね。
怖い夢を見た後は身体に疲労感が残り、精神的にもネガティブに一日を過ごす原因になってしまいます。夢とは何なのでしょうか?夢に関する研究は古代の時代から研究されていて「神のお告げ」「予知夢」「夢分析」「夢占い」等いろいろあるのですが、どれも共通して言われているのは本人の意図的な部分に左右されない深く心の底にあるものを再現した映像という解釈です。
心の底の部分は普段感じることは少ないですが、夢が記憶として残っている場合にその夢の傾向を知ることで自覚できていない自分の心の奥底を知る手掛かりにもなります。では早速ご覧ください。
怖い夢の意味を知りたい!
内容からあなたの深層心理を分析
追いかけられる夢は逃げたい
仕事やプライベートで逃げたいと感じていませんか?あまりにも忙しすぎて目の前の出来事への対処に追われて「逃げたい」気持ちを感じられなくなっている状況の時に追いかけられる夢を見てしまいます。
そんな時に仕事量やノルマを誰かに減らしてもらえるといいのですが、それができたら夢にまで見ないですよね。焦る気持ちを抑えてちょっとの時間でも気分転換をしながら作業をすすめて、できるだけ早く「逃げられる」ようにしましょう。
落ちる夢はバイオリズムが低下している
バイオリズムとは身体・知性・感情が人生の中で規則的に高調期と低調期の波があるという考え方で「何をやってもうまくいかない」「思うようにコトがすすまない」時が低調期です。自覚の有無に限らずバイオリズムが低下している時には落ちる夢を見てしまいます。そんな時バイオリズムの周期的変化には抗うことはできないので「今は低調期だから仕方ない」「ゆっくりやっていこう」となすがままの精神で乗り切りましょう。
叫ぶ夢は言いたいけど言えないことがある
童話「王様の耳はロバの耳」と同じく、人には言えないことを抱えている時に見る夢です。ヒトにとって声を出すことはストレス解消になります。心の鬱々とした感情を現実世界では何ともならないので知らず知らずのうちに夢の中で発散しようという防衛反応が叫ぶ夢として映像化されます。叫ぶ夢を見た後はきごころ知れた友人と楽しく食事をしたり、カラオケなどで大きな声を出すようにしましょう。
いじめられる夢はコミュニケーションの不安がある
人と人とのつながりに自信が持てない時に見る夢です。自信がない時は人間ちょっとしたことでも素直にとらえることができずに、ちょっとした相手の発言でも「本当はこう考えているのでは」とか「この人には裏がある」等とネガティブ傾向に考えてしまいがちです。
いじめられる夢を見た時はあえてポジティブに物事捉えるように意識していきましょう。ポジティブに物事を考えると人は自然と集まってきます。少しずつ自信を回復していくようにしましょう。
自分が死んでしまう夢はコンプレックスを抱えている
自分が死んでしまう時は重度のコンプレックスを抱えています。何かで失敗してしまったり、自分よりも優れた人が近くにいる時は意識していなくても「自分は駄目な人だ」「自分にはこんなこと出来ない」という気持ちを抱えています。
自分が死んでしまう夢を見た時は、自分のいいところを見つけましょう。「目がかわいい」とか「優しい」とか主観的なものでもいいのです。自分を大好きになりましょう。自分は自分であると認めることが大切です。
死んでしまった人の夢を見る時は頼りたい
死んでしまった人が夢に出てくることはオカルト的解釈によると幽霊として死んでしまった人があの世から戻ってきたという解釈になります。深層心理の視点からはだれかに頼りたい気持ちを持っているという解釈になります。
死んでしまった人は現実世界では存在しない神様のような存在です。同時に、死んでしまった人が夢に出てくるという事は自分が現実を直視したくない何かがあることを差ししめしています。頼りたい気持ちは大人であればあるほど表に出しにくい感情ですね。表に出せない時はちょっと気分転換をして頼りたい出来事から離れるようにしましょう。
怖い夢の意味は不安や悩みなどでストレスが蓄積されている時に見てしまう時が多いのですが、怖い夢は心の奥を覗かなくても見ることがあります。一番わかりやすい例に「水の夢をみるとオネショをしてしまったり、夜中にトイレに行かないといけない状況になっている」がありますが、極めて生理的な欲求を回りくどい夢で見なくてもいいのにとも思いませんか。
これまでは夢は身体的・精神的に疲労が蓄積されて眠りが浅くなってしまう時に見るものだといわれていましたが、最近の脳科学の研究によると深い眠りの時に夢をみていることが解明されました。深い眠りについている時は運動に関する神経の伝達が日中の活動時間帯よりも著しい低下状態にあるため、あまり身体は動きません。
怖い夢をみて、ふと目が覚めた時身体が動かないという体験談もオカルト的な見解でなく科学で証明されたように感じます。とはいえ、人の身体には科学で証明できない不思議がたくさんあるので古い言い伝えや風習が非科学的だとも言い切れません。怖い夢を見た時は「虫のしらせ」かもしれない、どうしてこんな夢を見たのか気にかけましょう、怖い夢からかえって華々しい人生のスタートになることもありますよ。
まとめ
怖い夢の意味を知りたい!内容からあなたの深層心理を分析
追いかけられる夢は逃げたい
落ちる夢はバイオリズムが低下している
叫ぶ夢は言いたいけど言えないことがある
いじめられる夢はコミュニケーションの不安がある
自分が死んでしまう夢はコンプレックスを抱えている
死んでしまった人の夢を見る時は頼りたい