「自然と切れたときに願いが叶う」と、おまじない要素としての人気も高いミサンガですが、もうひとつの人気の秘訣は自分の好きなデザインで簡単に手作りできるというところ。また、市販品ではなく手作り、しかも自分のセンスで想いを込めてつくったものは、プレゼントされたほうも嬉しいですよね。
そんなミサンガは色々な模様を編むことができますが、やはり一番人気はハート模様。女の子らしさもPRしながら想いをこめることもできて、また見た目も可愛いため編みたいという人も多い反面、難しそうだと敬遠する人も…
でもせっかくミサンガを編むなら、自分の好きな柄を編みたいですよね。ここでは、誰でも上手にできるハート模様のミサンガの作り方をお教えします。あなたの願いが叶うように、また大好きな人が喜んでくれるように、素敵なハート模様のミサンガを編みましょう!
ミサンガ作り方ハートの模様を
誰でも上手に編む方法
最初は2色で挑戦しましょう
色々なサイトや雑誌を見ていると、カラフルなハートが並ぶミサンガが出てきます。確かに可愛くて、自分もそんなミサンガをつくりたい!と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
何事も基本から。糸の色が増えれば増えるほど、確かにきれいですがその分作業はとても複雑になってしまいます。まずは2色でシンプルなハートミサンガが編めるようになってから、次にチャレンジしましょう。
その2色も、同系色ではない色を選ぶことで糸の取り違えなどを防ぐことができます。人気が高いのは赤と白、青と白など、白色との組み合わせです。
編みやすいように、固定している位置は意識して動かすこと
まず最初にミサンガを編みやすいように、糸をセロハンテープや画鋲などで固定していますよね。でも編み進めていくうちに、そのままの位置ではおそらく作業がやりにくくなるかと思います。固定はミサンガがほつれたり、歪んだりしないための大事なもの。
なんとなく貼り付けておくのではなく、きちんと固定されているか、編みにくくないか確認しながら作業してください。
基本はハートの繰り返し、図面をしっかり見ること
連続のハート模様ミサンガを編む場合、最初にひとつハートを編み、それを12、3回ほど繰り返すことで大体女性の手首ほどのミサンガをつくることができます。最初のひとつが難しいと言われていますが、ひとつできれば後は簡単。
糸が絡まらないように注意しながら、今どの部分を編んでいるのか、この糸を動かすことでどうなっていくのか…と考えながら作業しましょう。
なんとなくで指を動かすよりも、理屈を学ぶことで他のデザインを編むときにもこの知識が応用できますし、もし編み間違いをしたときも早くミスに気付くことができます。全部編み終わってから、あれ?なんて自体は避けたいですよね。
ハート部分の力加減に気をつけて
ハート模様の部分の編み目は大きく、それ以外の部分の編み目を小さく編んでいきましょう。あからさまに、ということではなく少し大き目に、小さ目に意識するくらいで大丈夫。
ハート部分が少し浮き上がることで編みあがったミサンガに立体感ができ、見た目が美しくなります。立体感といっても、ほんのわずかなものですがそのわずかな違いが見た瞬間の美しさに影響するのです。
糸同士の間に隙間ができないように
ハート模様をつくるときに一番気にしなければいけないのが隙間。糸と糸の間に隙間ができてしまうと、編む順番が合っていたとしてもハート型に見えなくなってしまうことも。それでは悲しすぎますよね。
かなり編み進めてしまってからほどくのは、手間もかかり、また糸も傷めてしまいがち。ですので、最初はちょっと面倒だなと思うかもしれませんが、1目編むごとに確認しつつ進めて行きましょう。
指などで軽く隙間を埋めつつ編むのがオススメ。慣れてきたら力加減もわかってくるため、早く編めるようになるはずです。
ビーズなどの小物も使用
ハート模様の繰り返しは、少し形が歪んでしまった場合に目立ってしまうことも。間にビーズなどを入れて、デザインに変化をつけることでミサンガ自体の雰囲気ががらりと変わります。
ハートの形に自信がない、でもハート模様も取り入れたい、という人にはいろいろな小物を取り入れながらミサンガを編むことをオススメします。ビーズも、プレゼントする相手の好きな色やラッキーカラーにするなど、想いを伝える手段のひとつとして有効活用しましょう。
それでも編めない場合は、基本に戻るのも大事
図面を見たり、人に聞いたりしてもどうしても編めない!という場合は、一度「斜め編みのミサンガ」を編んでみましょう。斜め編み→V字→ハートの順番に進むことで、編み方や糸の扱い方など基本的な部分が身につくはず。
ハートはV字の応用とも言われていますので、何度やってもハートが編めないという人は、今の自分のレベルを再確認してみることも大事です。まさに、急がば回れ。器用不器用は関係ありません。まずは糸の扱いに慣れること。
いかがでしたか。
難しいと言われるハート模様も、一つ一つ段階を踏んで編むことで簡単に編めると気付いたのではないでしょうか。確かにハートは、他の模様に比べると応用編とも言われていたりもしますが、いろいろな編み方の基礎の上に成り立っているもの。
よくわからなくなってしまった場合は、練習を兼ねてV字などの編み方に戻り、またチャレンジしてみてください。可愛いハート模様が編めるようになると、自分でいろいろなデザインを考えたくなったりと表現の幅も広がります。楽しみながら、ミサンガを編んでみてくださいね。
まとめ
ミサンガ作り方ハートの模様を誰でも上手に編む方法
・最初は2色で挑戦しましょう
・編みやすいように、固定している位置は意識して動かすこと
・基本はハートの繰り返し、図面をしっかり見ること
・ハート部分の力加減に気をつけて
・糸同士の間に隙間ができないように
・ビーズなどの小物も使用
・それでも編めない場合は、基本に戻るのも大事