溺れる夢を見た後に気をつけてほしい5つの事


溺れる夢を見たら怖いですよね。普段は泳げるのに夢の中では自分の身体が思うように動かず溺れたり、周りに人がいるのに誰にも気づいてもらえなかったりと、現実では考えにくい現象が起こるのも夢ならでは。誰もが死に大して大なり小なり恐怖心をもっていますから、溺れる夢は怖いものです。

しかし、溺れる夢を見たからといって、その後本当に溺れる事態に遭遇するとは限りません。夢は予知夢であることよりも、自分の記憶の中で印象に残っていることや今の自分の精神状態を表していることの方が多いのです。そのため、溺れる夢を見てもただ怖がらずに、その夢の意味を考えて自分の今後に生かすことが必要なのです。

そこで、溺れる夢が示す意味と、それを受けて気を付けていくべきことについて5つのポイントをお伝えします。

 

溺れる夢を見た後に
気をつけてほしい5つの事

 

溺れて苦しむ夢

溺れると息ができずに苦しい思いをしますよね。海などの足がつかない深い場所で溺れた場合は、死ぬかもしれないという思いと息苦しさで大きな恐怖を感じます。これは、現実世界における自分の投影でもあります。

仕事や人間関係、受験勉強などで自分が思ったような成果が出せずにストレスが溜まって精神的に追い詰められてどうしようもない状態にいるという事です。そのため、溺れる夢を見て、かつ苦しくてどうしようもないという感覚を感じたら、現実世界で自分が今抱えている問題や悩みにしっかり向き合うべきです。

悩みは解決するまでずっと自分を苦しめますし、時間がたてばたつほどそのストレスは大きく膨れ上がります。身体に支障をきたすまえに根本的な解決を図った方が良いのです。

 

助けを呼べない夢

溺れる夢の中で、一生懸命大きな声を出して助けを呼ぼうとしているのに声がでないという夢の内容の場合、自分を助けてくれる仲間や上司がいなくて孤独を感じているという精神状態を表している可能性があります。助けを呼びたいのに、声が出ないという事は、助けを呼ぶ存在自体がいないという事なのです。

そこで、溺れているのに助けを呼べないという夢を見たら、今一度、自分の周りの人間関係を見直してみて、困った時や悩んでいる時に相談できたり、共感してくれる相手がいるかどうか確認すべきです。

もし、そのような信頼できる相手がいない場合には、自分の態度自体を改めた方が良いです。信頼できる友人を作るには、まず自分から変わらなくてはいけません。自分のことばかり考えずに、周囲にも気を配れる人間を目指すことが大切です。

 

何か掴もうとして掴めない夢

川や海で溺れる夢の中で、周囲にある木の枝や丸太につかまろうとして、なかなかつかめないという夢を見た場合、自分が今相対している問題に対して、誰かに助けてもらいたいという気持ちではないか顧みることが必要です。

もし、自分が困っている問題について、失敗しても最後は上司や先輩が助けてくれるなどという考えを持っているようであれば、その考えは捨てた方が良いです。溺れていて何かを掴もうとして掴めないという事は、助けを求めているのに誰も助けてくれないという事を暗示しているのです。

そもそも、自分が抱えている問題を他力で解決しようすること自体が良くありませんから、まずは自分で解決しよういう意気込みを持つべきなのです。

 

溺れても自力で助かる夢

溺れる夢を見たものの、結果的に自力で泳いで浜辺や川岸まで辿りついて助かるという夢を見た場合は、今自分が抱えている問題や課題が解決した、もしくは解決に向けて進んでいる状況にあるという事です。

そのため、溺れて怖い思いはしたけれども結果的に自力で助かることができたという夢を見たら、現実世界で抱える課題や問題はいい状況に進んでいっているという事なので、自信を持って努力をしていくことが大切なのです。

 

誰かに助けてもらう夢

海や川で溺れる夢を見ても、誰かに助けてもらったら「ああ、助かってよかった」とホッとしますよね。しかし、溺れる夢の中で、自分は助かろうと努力をしなかったにも関わらず、誰かに助けてもらえたという夢を見るという事は、現実世界でも常に誰かに頼っているというマインドを持っていることへの警告の可能性があります。

人は助け合うことも大切ですが、時には自力で問題解決をしなくてはいけない場面があります。このような時にいつも人に頼るようではいつまでたってもひとり立ちできませんから、自分でどうにかしようと考えるという意識を持つようにすべきです。

 

如何でしたでしょうか。溺れる夢というのは恐怖や不安を感じるものです。足がつかない所で溺れたら、生命の危険を感じますから、自分に死に値するような危険なことや不安に感じることが降る掛かってくるのかと思うとぞっとしますよね。しかし、溺れる夢は、不安になっていることを象徴している可能性が高く、その夢自体が現実になるとは限りません。

しかし、ただの夢であるということでもありません。精神的に追い詰められているという状況が溺れる夢という表現に変換されている可能性が高いですから、その夢の内容の細部を分析して、自分の精神状態がどのような状況なのかをしることが大切です。

客観的に自分を見つめる自己分析というのは、意外と難しいものです。どうしても人は自分を良く見せようとするのと同じで、自己分析をしても自分を良く捉えようとします。そこで、本当の深層心理を表す夢の内容を分析して、自分を見つめなおし、今後の人生に役立てることが大切なのです。

まとめ

溺れる夢を見たら

・もがき苦しむ夢を見たら悩みを一人で抱え込まない
・助けを呼ぶ声が出ない夢を見たら友達を作った方がいい
・何かを掴もうとする夢を見たら自力で這い上がるしかない
・自力で助かる夢を見たらそのまま問題解決に努力すべし
・人に助けてもらう夢を見たら自分の判断力を磨く


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