あなたは大切な人が死ぬ夢を見たことがありますか?その人が大切であればあるほど、死ぬ夢を見たときのショックはとても大きいはず。もしかして死ぬ夢を見たから、本当にその人が死んでしまうのでは?と思った人もいるかもしれませんよね。
でも、安心してください。死ぬ夢は、基本的に現実の死を表すものではありません。死ぬ夢は、夢占いでは再生や新しい世界が始まること、他にトラブル解決といった吉夢であることも多いもの。他に、あなたの心の中にあるその大切な人に対する想いが形を変えて表われたという可能性も。
ここでは大切な家族や友人が死ぬ夢を見たあなたに、その意味について解説します。思い当たる項目がないかひとつずつ確認してください。
【死ぬ夢】
大切な家族や友人が死んだときの意味とは?
その人が離れていくのでは?というあなたの中の不安
あなたにとって大切な人が、最近そっけないと感じたことはありませんか?なんとなく距離を置かれている、最近冷たい、もしかして嫌われてしまった…そんな気持ちを抱えているときに大切な人が死ぬ夢を見たとしたら、それはあなたが不安を感じている証。
実際に大切な人の身に何かが起こるという可能性は低そうです。不安があるのであれば、まずは相手に聞きましょう。大切な人だからこそ、不安に感じたり、嫌われるのが怖いという気持ちはとてもよくわかりますが、ひとりで抱え込んでいても問題は解決しませんよ。
あなたの中に芽生えた自立心
夢の中で死んでしまった大切な人が、親の場合。それはあなたの心の中に自立心が芽生えたことを表しています。子どもの頃は、親というものはとても偉大な存在。現実世界でも親がいつか死んでしまうなんてことを考えもしないはず。
でも、いつか親は自分より先に死んでしまいます。その心配が、この親が死ぬ夢を見させていることもありますが、基本的にはあなたの心の中で「独り立ちしよう」と親離れの意識が芽生えたことを意味します。
子どもとしてではなく、1人の人間としてステップアップできる大きなチャンスの訪れ。ぜひ、のびのびと自分の人生を歩むための一歩を踏み出してください。
大切な人との関係の大きな変化
冒頭でも述べましたが、死ぬ夢は終わりではなく再生や変化を意味することがあります。つまり大切な人が死ぬ夢は、その人との関係が大きく変化する暗示でもあるのです。
例えば大切な人が恋人である場合、結婚し夫婦という関係に変わる可能性もありますし、またその逆に破局し全くの他人となる可能性もあるというわけ。また、友人であっても突然仕事のパートナーになるという風に社会的な立場として変化することもあります。
長い人生に変化はつきもの。この人とはこんな付き合い方という固定観念を捨てて、まっすぐな気持ちで大切な人を見ることがあなた自身にも良い影響を及ぼすと夢は告げています。
大切な人はあなた自身の分身
夢の中で死んでしまった大切な人をよく思い出してください。その人の中に、何か嫌な部分はありませんか。実は、夢占いでは大切な人が死ぬ夢を見た場合、それはあなた自身を投影している場合があるんです。
例えば、基本的には好きだけどドタキャンが多いのが欠点と思っている友達が死ぬ夢を見たとしたら、あなた自身の中にも似たようなところ、気の進まない誘いはついドタキャンをしてしまう…なんてことがないか、一度自分を振り返ってみてください。
自分の中で変えたいと思っている欠点と向き合うチャンスは今だと、夢があなたの背中を押してくれています。大切な人が死ぬ夢を機に、自分の中の嫌な部分もきっと改善できるはずです。
さて、大切な人が死ぬ夢が意味するものについて知り、少し安心したという人も多いのではないでしょうか。大切な人が死ぬ夢は予知夢であるという説もありますが、ほとんどの場合はそんなことはありません。あなたの心や、今後のその人との関係の変化が「死」という形で表われているだけです。
しかし、大切な人が死ぬ夢を見た場合、基本的に何かの変化が起こることに違いはありません。それがあなたが望んでいる変化なのか、そうでない変化なのかはわかりませんが、人間がずっと同じ状態で生き続けることができないように、人と人との関係も変化するもの。
大切な人が死ぬ夢は、あなたに衝撃を与えたかもしれませんが、この夢を機にぜひ一度大切な人との関係をもう一度見直してみてくださいね。
まとめ
大切な家族や友人が死ぬ夢を見たときに、夢が表すものとは
・大切な人が離れていく不安から、その人が死ぬ夢を見ることも
・親が死ぬ夢を見るのは、あなたの心に自立心が芽生えた証
・死ぬ夢は再生や変化の証!大切な人との関係が大きく変わるかも
・夢に出てきた人はあなたの分身かも?自分の欠点と向き合うチャンス!
・大切な人が死ぬ夢は、死の暗示ではないことがほとんど。深く考えすぎないようにしましょう
・大切な人が死ぬ夢を見たときは、今後その人とどのような関係を築いていきたいか考えてみましょう