トトロの原作:宮崎駿氏が作品に込めた熱い想いとは?

トトロの原作:宮崎駿氏が作品に込めた熱い想いとは?
宮崎駿氏が「風たちぬ」を最後に惜しまれながら引退宣言をしたのは実は4度目です。また今回も本当に引退したのか信じられないファンがいっぱいいるのではないでしょうか。

ジブリ作品の中でも人気の高い「となりのトトロ」は、時代を超えた今でも世界中で人気の作品です。子供から大人まで不思議な世界へ導いてくれるトトロの不思議な魅力に虜になった人も多いでしょう。

それはサツキとメイが移り住んできた家やトトロのいる森が、見るものを懐かしい気持ちにさせるからかもしれません。そんなジブリを代表する作品「となりのトトロ」に宮崎駿氏はいったいどんな思いを込めているのでしょうか。

では、宮崎駿氏と「となりのトトロ」の世界をひも解いていきましょう。今回は、トトロの原作を書いた宮崎駿氏が作品に込めた熱い想いをお伝えします。



 

トトロの原作:
宮崎駿氏が作品に込めた熱い想いとは?

 

描きたかったのは「隣に住んでる見えないお化け」


宮崎駿氏は「となりのトトロ」をどんなふうに描きたかったのか。それは「すぐ隣に住んでいるけど、みんなには見えないお化けが出てくる映画。僕が作りたかったのはそういう映画です。」とインタビューに答えています。

宮崎駿氏自身は、大人になってからも誰もいないのに誰かの気配を感じたりするときは、その「他の人たち」がさびしがらないかと気にかけたりするそうです。

幼いころには感じていたのに、大人になった今ではいつの間にか忘れてしまったものや、失くしてしまったと思い込んでいたもの。宮崎駿氏は、そんな気持ちをトトロを通して作りたかったようです。

 

トトロとは苦し紛れにできたもの


宮崎駿氏は「となりのトトロ」を作るにあたって「森の中にいる何者かをイメージして形として作ってみたけれど、実はあまり気に入っていない。」と語っています。実は、トトロは苦し紛れにできたものだったのです。

また、トトロにお化けや神様をイメージしたのは、神様といっても救済をしてくれるわけじゃなくただ隣にそっといるイメージだから。そして、子供が3、4歳の頃にトトロのようなものに出会うことは必要なことだと考えていました。

トトロという名前の由来は、宮崎駿氏の知り合いの小さな女の子が、所沢のお化けを「とととざわ」といったところからトトロとつけたそうです。

 

父・草壁タツオ


サツキとメイの父親。東京の大学で考古学の非常勤講師をしている。タツオは、世の中になれた大人のはずなのに、落ち着きがなく子供っぽさを残している。ご飯を炊くと焦がし、風呂を焚くのに水を入れ忘れ、寝坊をし約束を忘れる愛すべきキャラ。

大人だけど子供っぽいタツオは、トトロの事を目撃をしていないが娘たちの話で存在を疑うことなく塚森の主だと考えている。

宮崎駿氏が思うタツオが存在する一番の意味は、ふたりの娘を無条件で愛していること。それが大事なことだそうです。そんなタツオは、母性本能をくすぐるのか意外に女性に人気があります。

 

トトロの時代背景


トトロの時代背景は、昭和30年前後がモチーフだと言われています。しかし宮崎駿氏は「テレビのない時代」と述べただけで昭和30年代とは明言しておらず、のちに1953年と言っています。

あの田舎の風景は、宮崎駿氏自身がこんなところに住めたらいいなという場所を舞台にしました。宮崎駿氏は、某インタビューでトトロを「日本人として撮っておかなければならないと思った」と語っています。

それはトトロのような存在に小さいときに会うことが、何より大切だと感じていたからです。

 

娘・サツキとメイ


サツキ(草壁サツキ)は長女。入院中の母親代わりに家事もメイの世話もするよくできた娘でトトロと出会う雨の日のバスの停留場で猫バスに乗るシーンはあまりにも有名。

サツキがあまりにもしっかりした性格なので、最初10歳の設定だったが、のちに12歳に変更されています。サツキの名前の由来は、五月生まれだから。

メイ(草壁メイ)は次女。姉と同じく親思いの4歳児。しかし、それ以外は姉とは対照的な設定で、言い出したら聞かない頑固な性格。好奇心は人一倍強く、トトロを追いかけ住処を突き止めている。メイの名前の由来も五月うまれだから。

そして娘は当初ひとりだったそうですが、宮崎駿氏いわく「もうひとり増やせば尺が20分くらいのびるだろう」という理由で姉妹にした裏話があります。

 

いかがでしたか、これが宮崎駿氏がトトロに込めた思いの数々です。「となりのトトロ」はジブリ作品二作目の長編アニメーションです。

それまでは、マニア受けだったジブリ作品ですが、トトロの映画から俄然一般的にも注目されはじめました。そのことからトトロの映画が、名実ともに世界の宮崎駿氏を誕生させたといえます。

宮崎駿氏は、となりのトトロに関する某インタビューで「幼い子供たちのほうが大人たちよりも、敏感に受け取るんですよ。その一方で、子供たちは笑顔を見せられるだけで簡単に騙されちゃうものでもあるんです。大人が歯を見せて笑ってあげれば、彼らは幸せですから」と答えています。サツキとメイには、この部分がちゃんと反映されていますね。

そして「基本的にアニメーション作ってて一番最後に残るのは、子供を楽しませたいという気持ちですね。ただ、それだけなんです。」と語る宮崎駿氏のこの言葉が、なによりも「となりのトトロ」に込めた熱い想いなのかもしれません。

 

まとめ

トトロの原作:宮崎駿氏が作品に込めた熱い想いとは?

・隣りに住んでるけど見えないお化けを描きたかった
・神様は隣りにそっといるイメージを描きたかった
・無条件の愛を描きたかった
・こんなところに住みたいと思う田舎を舞台にした
・子供を楽しませたかった

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