伊勢神宮は、古くからの伝統と歴史を持つ場所です。最近ではパワースポットととしても人気が高い場所として若い方人気のスポットです。パワースポットの中でも特に伊勢神宮は、超絶パワースポットと言われ毎年多数の参拝客が訪問しています。
五十鈴川や広大な山々などの自然にとても恵まれた立地条件から湧き出すパワーに癒される事でも有名でその効力は、なかなか改善されなかった病が改善された話しなどが古くから言い伝えられています。
しかし、いくらパワースポットと言っても参拝の方法を知っていなければその御利益を貰うことはできません。せっかく参拝するのならしっかり御利益を貰わなきゃ損!そのためにしっかり参拝方法を覚えましょう。
必見!伊勢神宮の参拝方法、
ご利益望むならこの手順
参拝する順番を守る
伊勢神宮は、古来からの習わしを重んじています。古くから伝わるものには参拝するときの作法もいろいろと決まっています。順番を守ることが願い事をかなえるためにも重要です。御利益を逃さないためにも正しい参拝の順番を覚えましょう。
外宮先祭と言って、外宮から内宮の順番に進むとされています。これは、伊勢神宮での行事全般でもそうされているもので、参拝の基本と言えるでしょう。この時どちらか片方だけをお参りする「片参り」だけは避けるように言われています。
参拝にかかる時間は、お参りするだけなら全部で一時間程度で済むでしょう。なお、外宮から内宮への移動は車で15分程度かかるのでご注意を。
中央は神様の歩く場所
これからは、具体的な参拝についての説明です。外宮も内宮も参拝の方法は、基本的に同じです。しかし、参道の通り方が違うので注意しましょう。外宮は左通行、内宮は右通行。なぜ違うのかというと、手水舎の位置によってこのようになっています。(手水舎とは、参拝者が手や口を清める水場)
それからこの時に注意する点があります。参道を歩くときには端を歩きましょう。なぜなら中央は、神の歩く場所だからです。ここは、道一つでも神聖な場所。お参りする時には、神様を敬いながら参拝をする気持ちを忘れないようにしましょう。
手水舎での正しい作法
手水舎では、神様に会う前に手や口を清めます。これにも正しい作法があります。御利益のため、この機会にしっかり作法を覚えましょう。
・ひしゃくを持つのは右手
・すくった水で左手を清める
・ひしゃくを左手に持ちかえて同じく右手を清める
・ひしゃくを右手に持ちかえ左手で水をすくい口を清める
このとき、水は何度もすくわずに最初にすくったものだけを使います。
神の領域に入ったら
手水舎で清め終わったら鳥居を越えましょう。そして、鳥居を越えればそこはもう神の領域です。鳥居の前では軽く一礼してから進みましょう。他の神社と違って伊勢神宮には賽銭箱がありません。
それは、長いこと天皇陛下以外のお供えが許されていなかったからです。ですから、外宮、内宮とも「ニ拝二拍手一拝」を行うだけでいいのです。
願いをする場所を間違えない
参拝に行くと、誰もが自分のことや家族などの大切な人の事をお願いするでしょう。しかし、ここで間違ってはいけないことがあります。それは、場所によってお願いする事柄が違うので注意しましょう。
外宮にも内宮にも正宮と別宮があります。正宮は、日ごろの感謝の気持ちを神様に伝える場所、別宮は個人的なお願いをする場所とされています。正宮での参拝では感謝の気持ちを表して、そのあとの別宮での参拝では個人的なお願いをするものとされています。
祀られている神様
それぞれの宮には、神様が祀られているので知っておきましょう。内宮の祭神は天照大御神、日本の総氏神様と言われています。その天照大御神の食事をつかさどる神として知られるのが外宮に祀られているの豊受の大御神です。
そして、内宮の別宮は「荒祭宮」と呼ばれ、外宮の別宮は「多賀宮」と呼ばれています。どちらにも荒魂(あらみたま)という、それぞれの神の荒々しい魂が祀られています。
一味違った参拝をするなら
日本の神社の中でも特別な存在の伊勢神宮。ここを参拝するなら早朝参拝がお勧めです。伊勢神宮は、お昼を過ぎると観光バスが到着してとてもにぎやかになります。
ですから穴場は、早朝の静かな時間。参拝は午前5時から可能ですから、朝日と共にパワーを貰っちゃいましょう。特に冬至の日には、宇治橋にかかる鳥居の一直線上にご来光も見ることができるのでお勧めです。
いかがでしたか。
参拝方法並びに参拝前に知っておいてほしいことをまとめてみました。伊勢神宮には「内宮」と「外宮」があって、この二か所を回るとお伊勢参りしたことになります。その中でも二つ共に属する「別宮」は、特に格が高い存在なのでぜひ訪れましょう。
まとめ
必見!伊勢神宮の参拝方法、ご利益望むならこの手順
・参拝する順番を守る
・中央は神様の歩く場所
・手水舎での正しい作法
・神の領域に入ったら
・願いをする場所を間違えない
・祀られている神様
・一味違った参拝をするなら