癒して欲しいおまじないと言えば、子供の頃お母さんから教えてもらった「ちちんぷいぷい、痛いの痛いのとんでけー」でしょうか。このおまじないを聞くと母親のやさしい笑顔を思い出します。だけど人生なんて癒して欲しいことだらけ。勝った負けたの競争社会の中でストレスは溜まるいっぽうです。たまには、我慢できないことで爆発しそうになることもあるでしょう。
そんなストレスいっぱいのあなたにお試しいただきたのが、心を浄化するおまじないです。スポーツをしたり旅行に行くのもストレス解消の方法ですが、おまじないなら簡単！それではさっそくすさんだ心を癒してくれるおまじないをお伝えします。ちちんぷいぷい、痛いの痛いのとんでけー。
癒して欲しいあなたに効果アリ！
心を浄化するおまじない
心を浄化する「もり塩」のおまじない
お店の玄関先に千客万来の願いを込めて置かれるもり塩のおまじない。中国の晋の時代のお話が日本に伝わったのが始まりだそうですが、実は塩には心に溜まった邪気を吸い取って浄化する力があります。
おまじないの方法は自宅の家の玄関をきれいに掃除した後に玄関の両端に塩を盛ります。(外でも家の中でもかまいません)また、トイレの床に盛って邪気を吸い取る方法もあります。注意していただきたいのは、何日も放置しないこと。塩は家庭の災いや心の邪気を吸収して日数が経過すると固くなってしまいます。最低月に２回は取り替えてるようにしてください。
幽体離脱！爆発しそうな感情を癒してくれるおまじない
「何度言ったらわかるの！」とわが子に手を上げそうになるお母さん、覚えのないミスを上司になじられ、爆発寸前のサラリーマン。そのまま感情に走ったら大変なことになるので、ひたすら我慢するしかありませんが、一度湧き上がった怒りのパワーをコントロールするのは難しいものです。そんな時に実践していただきたいのが怒りを癒してくれる「幽体離脱」のおまじないです。
深く深呼吸して気持ちを落ち着かせ、自分を客観的に見つめる。心理学的にも理にかなった方法ですが、そのようなことでは、とてもおさまりそうにない時は「ゆうたいりだつー」と大きな声で叫び、両手を鳥のようにばたばた動かして空に浮き上がる自分をイメージしましょう。たいていの怒りはおさまると思いますが、その前に笑ってしまうかも知れませんね。
太陽と月のパワーで眠りを誘う安眠おまじない
現代はおとなも子供もストレス社会。神経質でまじめな人ほど不眠症になりやすいそうですが、毎日睡眠不足では体のコンディションが悪くなりストレスが溜まる一方です。そこで太陽と月のパワーがあなたの心と体を癒してくれる安眠おまじないをお伝えします。
人の感情は色によって微妙に変化します。たとえばレストランにオレンジ色のテーブルクロスが使われるのは、オレンジが食欲を引き出す色だからです。そして安心感を与えて眠りやすくする色はブルー、次に黄色です。
おまじないの最初は、シーツの色をブルーか黄色に変えること。次にそのシーツを太陽の光が当たる場所に干しておくことです。そしてブルーのシーツをひいたベットに入り、月を眺めながらゆっくりお休みください。きっとシーツに閉じ込められた太陽のパワーと、窓からふりそそぐ月のパワーがあなたの心を癒してくれることでしょう。
全てのストレスを浄化し心を癒してくれる霊符
ストレスを削除する霊符
霊符は１０００年以上前から伝わる秘伝のおまじない。神社のお札やお守りにも使われています。ここでお伝えするのは、焦りや怒り、嫉妬、欲望など全てのストレスを浄化して心を癒してくれる霊符です。
使い方は、まず霊符の画像をお手本に墨で書くか、そのままダウンロードしてていねいに切り抜いてください。次に霊符に向かって薬師如来の真言「おん・ころころ・せんだりまとうぎ・そわか」を４７回唱え、財布の中などに入れて持ち歩いてください。不思議と心が休まり、予期せぬ不運にも動揺しない強い精神力が宿ります。
いつも不安なあなたへ、不安を打ち消す脳トレとおまじない
心配性のあなた、いつも不安と隣り合わせで生活していませんか。そのうち不安がどんどん巨大化して、脳の中が不安だらけになってしまいます。そんな不安な気持ちを癒してくれる簡単脳トレとおまじないをお伝えしましょう。
「不安を打ち消す簡単脳トレの方法」
まずは、いすに座って目を閉じ、小川に葉っぱが流れている景色を思い浮かべてください。次に自分の心の中にある不安の原因を葉っぱに乗せて流します。そのうちに次々と色々な感情が湧き上がってきますが、その全てを葉っぱに乗せて流してしまうのです。
このトレーニングを１０分間から２０分間毎日続けてください。朝起きた時でもお昼休みでも手が空いた時でかまいません。これは、物事に対する気持ちを客観的にとらえ、不安な感情を打ち消す脳のエクササイズです。
「怒りや不安から抜け出す簡単おまじない」
自分の感情の後に、「・・・と思った」と言葉を付け加えるおまじないです。たとえば、「なんて言葉づかいが悪いやつだ！」と後輩にムカついた場合は「なんて言葉づかいが悪いやつだ！と思った」、「俺ってだめだなあ」と落ち込んだ時は「俺ってだめだなあ、と思った」というふうに怒りや不安を客観的に表現するのです。いつでも試せる方法です。ぜひ実践してみてください。
※参考記事：２０１２年１月１１日放送 ＮＨＫ総合テレビ「ためしてガッテン」
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120111.html
いかがでしたでしょうか。
今回は心を癒してくれるおまじないをお伝えしましたが、昔ながらの塩を使ったおまじないや、太陽や月の神秘のパワーを利用したおまじない、さらに幽体離脱なんてユニークなおまじないもありましたね。その方法はさまざまですが最終的には、外からの色々な刺激に対して冷静に対応できる精神力を身につけることが大切なようです。
そうは言っても人はもともと感情の動物なので、おまじないを始めてから本当に心が癒されたと実感できるまでには、それ相当の時間がかかるでしょう。ですから効果を信じて続けることが大切です。人生なんて不安なことだらけ、せめてひと時だけでも癒しのおまじないでホッとできる時間を作ってみてください。それがいつかは心の浄化に繋がるかも知れません。
まとめ
癒して欲しいあなたに効果的なおまじないをお伝えしましょう
・邪気を吸い取り心を癒す「もり塩」のおまじない
・幽体離脱！ちょっとユニークな癒しのおまじない
・太陽と月のパワーで癒され安眠できるおまじない
・全てのストレスを浄化する霊符を使ったおまじない
・不安を打ち消す脳トレの方法と不安から抜け出すおまじない