地震予知夢を見たことがありますか。近年の東北大地震以来、日本では大地震に対する恐怖が渦巻いています。被災者の救済もいまだに行われておらず、避難住宅で哀れな末路を迎える人も多数います。
また、地震から併発した福島の原発事故もいまだ収束せずに、事態の多くは隠蔽されたまま闇へと葬り去られています。人々は見せかけの平和に返ったものの、水面下で起こりつつある大地震の恐怖は冷めやらず。そしてますます大地震への恐怖となり、人々の心に言いようのない不安を植え付けるのです。
不安は深層心理から夢に現われ、地震予知夢を見る人も出てきました。本来地震予知夢は、一部の限られた人だけが敏感に察知する類の正夢とされてきましたが、最近ではその説も下火です。地震に対する不安から地震予知夢を見るのです。
そこで不安を少しでも取り除くために、地震に対する備えを紹介していきます。備えあれば憂いなし。以下を参考にしっかりと地震対策をしていけば、地震予知夢に悩まされることもなくなりますよ!
地震予知夢を見たら、
やっておくべき7つの備え!!
ガスや火の元のチェックをしよう
まず、地震がおきて一番恐ろしいのは「火事」という二次災害です。地震によって火をつけっぱなしで逃げ出す人がいるため、大規模な火災が発生してしまうのです。そこでいざ大地震がおきた時、まず確認すべきガスや電気の元栓を確認しておいてください。
「地震が起きたらこことここのスイッチを消せばいいんだな!」と自分で把握しておくのです。いざという時、人はパニックになり「どうしよう?」とわからなくなります。そんなときに実践した記憶が役に立つのです。実際に大地震になった時を想定して、火の元を止める動作をしてください。
家具や物の落下防止策をこうじよう
大地震では多くの命が奪われます。命の多くは家具の転倒や落下で、その下敷きになったことが原因です。家族の命が奪われるのでは?という不安から地震予知夢を見る人もいます。そこで家の中の家具を徹底的にチェックしてください。
家具の転倒防止のために、天井との間に突っ張り棒を張る家庭も多くあります。また、自治体で家具転倒防止器具を配布してくれているところもあるので、お住まいの自治体に聞いてみてください。
別れ別れになった想定で家族で話し合っておこう
大地震がおきて一番怖いのは、家族が離れ離れになってしまうことです。特に小さいお子さんが一人ぼっちになったらどうしようとの懸念がありますよね。そこで小さな子どもも交えて、家族全員でいざという時の行動を話し合っておいてください。「いざという時はここで落ち合おう」と決めておくのです。
小さな子どもでもわかる、家の近所のランドマークがあるといいですね。多くの場合は広い公園か学校になります。
避難場所を確認して実際に足を運んでみよう
上述した通り、避難場所を決めたら、実際に歩いて行ってください。大地震がおきたときは大抵の場合交通機関は麻痺します。車もつかえるかどうかわかりません。道路が崩壊していたら自転車も使えるかどうか怪しいものです。
そこで徒歩で実際に歩いてみる訓練が肝心なのです。例えば子どもの幼稚園から、実際に子供の手をひいて、家族との待ち合わせ場所まで歩いてみるのです。家庭単位での避難訓練を実地しておけば、いざという時も安心できます。
水の予備を備えておこう
地震予知夢を見た時に、まず確認したいのは「予備の水」です。水は命です。生きていくためになくてはならないものです。しかし東北の大地震を見てください。その後に起こった原発事故の影響で、被災三県の住民は水すら飲むことをためらわれたと言います。
そんなときに水の備蓄があれば安心ですよね。人が一日に必要とする水は1~2リットルと言います。家族全員分と考えると水の備蓄は莫大な量に。そこまでの量を一般家庭に備えておくことはできません。また、避難するときに持ち運べないという難点もあります。そこで避難所へ移動するときに持ち運べる分くらい、という目安で考えてください。
食料の予備を備えておこう
食料の予備も、あってありすぎることは無いですね。地震予知夢を見た時などには、やたらと乾燥食品を買いこみたくなる衝動にかられます。しかし備蓄できる場所にも限りがあります。
食料に関しては実際に被災した人が必要量や物の種類を紹介しているサイトが多数あるため、それらを探して参考にしてください。備えさえしっかりしておけば、地震予知夢に悩まされることもなくなるはずです。
さて、地震予知夢を見やすい人のために、地震に対する備えを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
実際に大地震を経験して尚、元気に生きている人もたくさんいて、被災時の経験を知識として紹介してくれています。それを参考に、現代に見合った被災時の備えをしっかりと頭に入れておいてください。
上に紹介した以外にも、靴やろうそく・マッチにガスコンロ、携帯トイレにビニール袋など、備えておいた方が便利なものがたくさんあります。Nasaが開発したエマージェンシーブランケットも、寒い夜を過ごすためにはとても役に立ちます。
大地震などわが身に降りかかるはずがないとたかをくくらずに、しっかり備えておいてください。そうすれば地震予知夢などに悩まされることなく、安眠することができるようになりますよ!
まとめ
地震予知夢を見たら、やっておくべき7つの備え!!
・ガスや火の元のチェックをしよう
・家具や物の落下防止策をこうじよう
・別れ別れになった想定で家族で話し合っておこう
・避難場所を確認して実際に足を運んでみよう
・水の予備を備えておこう
・食料の予備を備えておこう
・避難時の靴を用意しておこう