泣く夢を見た時、目覚めた瞬間からなんだか妙に疲れていたり、なにかとてつもないことが起きてしまうのかなと不安に襲われたりしますよね。泣く夢は心が何か訴えている時によく見る夢で、いろんな意味が隠されています。
自分が泣いているものから他の誰が泣く夢なのか、どんな状況で泣く夢なのかによっても意味が変わってくるのですが、実は、泣く夢を見た後には気をつけておきたいことがあります。泣く夢の意味は分かっても、心の訴えに気付いてより良い方向へ進む方法はなかなか見つかりませんよね。
ここでは、泣く夢を見た後、問題を解決するために気をつけておきたいことを5つにまとめてみました。これを読んで、心のアフターケアに役立ててください。
泣く夢を見た後に
気をつけてほしい5つの事
自分が泣く夢をみたら気をつけたいこと
現実の世界でかなりストレスが溜まっている証拠です。自分では発散できているように感じているかもしれませんが、泣く夢をみたら無理をして頑張りすぎないように。あまり心や身体のケアを後回しにしていると警告として見る場合とあるので、ストレスに影響される体調の変化などに気をつけましょう。
人前で泣く夢なら、自分の本当の思いや姿を見せられず、そのギャップに苦しんでいる可能性があるのでもっとあなた自身を開放するようにしてくださいね。
静かに人知れず泣いているようだと、なかなか人に言えない感情をためこんでしまっている可能性が高いです。逆に、号泣するような夢だったら溜め込まれた感情が開放されていく暗示です。
赤ちゃんになって泣く夢というのもよくあります。赤ちゃんは誰かの助けを必要とする無力な存在。一人では解決できないトラブルが起きたり、なにか自分の能力以上のことに挑戦した結果失敗して、周囲から非難されるような出来事が起こるかもしれません。でも、ストレスを抱えていて上手に対処できないのです。
自分が赤ちゃんになって泣く夢をみたときは、潜在意識で自分の対応に不安を感じているので、自分の言動に気をつけてください。なんでも一人で出来ると思いすぎず、周りの人の助けを素直に求めましょう。
泣く夢をみたあと、泣きながら目が覚めたときに気をつけたいこと
泣く夢をみて飛び起きると、なぜか現実の自分も泣いていた…という夢もありますね。そんな夢をみた時は、普段心の奥にしまっている感情が表に飛び出してきているので、抑圧されていたり、家族や友人など自分以外の登場人物がいる場合は、その人に本当はしてあげたいのに出来ないこと、してあげたかったことを後悔している可能性があります。
自分の心をすっきりさせるためにも、こんな夢をみたあとはじっくりと思い返して、今からでも出来ることがあればすぐに実行してください。「親孝行、したい時には親おらず」なんて言葉もあります。一度考えたことって、自分が忘れた気になっていても潜在意識はちゃんと覚えていて、実は気にしているので、こんな夢をみるんです。
そのまま抱えていると、やはり重荷になってしまうので普段から、思い立った時に行動するように気をつけましょうね。
泣くのを我慢している夢をみたあとに気をつけたいこと
自分が泣く夢の番外編として、もうひとつ気をつけておきたいのが、泣くのを我慢している夢をみたあとです。
夢の中でさえも泣くのを我慢しているのって、現実では泣くという感情だけでなく、喜怒哀楽すべての感情がかなり抑圧されていることを表しています。自分では気づいていなくても、潜在意識の中で抑圧されることを辛く感じていて、それが泣くのを我慢している夢となってあなたに伝えてきているので、とにかくどんな感情でも良いから表に出してみるように気をつけてください。
悲しい時だけじゃなくて、怒ったりする感情も我慢しすぎると良くないので、時には少し爆発させてみるのも良いですよ。
他人が泣く夢をみたあとに気をつけたいこと
夢の中で、自分以外の誰かが泣いている夢をみることもありますが、この場合は特に注意が必要です。実は、ほかの人が泣いている夢って、その人になにか関係することで良くないことを暗示していると考えられています。
どんなシーンで泣いているかによっても違ってきますが、その人と会えなくなってしまうとか、苦労が待ち受けているとか、そういう意味があるので親しい人なら余計に、いつも以上にコミュニケーションをとるように気をつけてください。
なかなか夢の話を伝えるのは難しいけれど、人に話せない悩みを抱えている場合もあるので気兼ねなく話せる人なら軽い感じで教えてあげるのと、なにか助けになってあげられるかもしれませんね。
また、夢で泣いている相手との間にトラブルが起こってしまう、という可能性もあるので、知っている人が泣く夢をみたら人間関係には十分気をつけてください。
知らない異性が泣く夢をみたあとに気をつけたいこと
夢の中で知らない異性が泣いていた!知らない人が泣いている夢ってちょっとビックリしますが、この夢は基本的に吉夢といわれています。というのは、近いうちにあなたに好意を表す異性が出てくることを暗示しているといわれているからです。
学校やバイト先、職場などでこっそりあなたに憧れている人がいるかもしれません。でも、自分で伝えられない感情をあなたのセンサーが察知しているような状況なので、それが誰なのか、また突然進展するというよりあなたが行動しないと掴めない相手かもしれません。
こういう夢を見た時は、せっかくなのでこれまでよりも人前での立ち居振る舞いに気をつけてみましょう。
嬉し泣きや感動して泣く夢なら良いけれど、悲しくて泣く夢をみたりすると後々までちょっと気になってしまいますよね。でも、夢はいつもあなたの潜在意識からの語りかけなのです。知らなければそのまま過ごしてしまうけれど、知っていたら少し気をつけるだけでトラブルを回避できたり、ストレスを発散できたりします。
泣く夢をみる時は、気づいていない心の深い部分で自分自身のストレスや人との人間関係に苦労したり、あるいは誰かのことをとても気にかけていたりするので、忙しい日々に流されずしっかりと向き合っていくようにしましょう。
そして、自分をないがしろにしている時にもよくみるといいますので、とにかく自分に正直になるよう、気をつけてくださいね。
まとめ
泣く夢をみたあとに気をつけたい ことは
・自分が泣く夢をみたら、ストレスが溜まっているのでリラックスが必要
・他人が泣く夢をみたあとは、その人ともっとコミュニケーションをとってみましょう
・知らない異性が泣く夢をみたあとは、恋の予感。立ち居振る舞いに気をつけて
・泣く夢をみたあと、泣きながら目が覚めたら自分の心と向き合ってみましょう
・泣くのを我慢している夢をみたあとは、感情が抑圧されてしまっているのでもっと自分の感情に正直になりましょう
・心を抑えすぎないようにして、人生を前向きに歩んでいきましょう