「失恋し、恋人と別れたけれども、相手のことがどうしても忘れられない。もう一度あの人とやり直したい」そう願う人が増えています。そして、実際に復縁を成功させた人もいます。そのような事実があることから、復縁は決して夢のようなものではなく、望む人の誰もが成功するチャンスをもっているということになります。

しかし、復縁したいからといって、やみくもに手当たり次第で行動するのは危険です。特に別れたばかりの時期は、焦りや寂しさが先行し、理性的に行動できないことがよくあります。そうなると、かえって状況を悪化させてしまうかもしれません。

成功させたいのであれば、どのようにすればよいのか、きちんと作戦を練ったうえで行動することが重要です。今回は、失恋してももう一度やり直したいことを切に願うひとのために、上手に復縁する作戦をお教えします。まずは、感情に流されないように落ち着いてから、これから述べる７つの方法を実行してみましょう。

失恋したけど復縁したい！
恋の悩みを解決する７つの作戦

一定期間、相手との連絡を一切絶つ

つらいかもしれませんが、別れた後、相手の連絡は一切しないようにしましょう。これは冷却期間をもつためです。冷却期間をもつことで、過去のことを冷静に考えたり、自分を正しく反省したりすることが可能になります。

また、相手のことも少しずつ客観的にとらえることができます。冷却期間は、男性との復縁を望む女性ならば３〜６か月ぐらい、女性との復縁を望む男性の場合は１か月ぐらいが適当でしょう。男性が女性より冷却期間が短いのは、女性は元恋人を否定することで気持ちを整理しようとするため、期間を長く置きすぎると、かえって復縁が難しくなってしまうからです。

いずれにしても焦りは禁物です。ちなみに、別れてから復縁に至るまでに要する期間は、平均で２か月〜半年ぐらいです。別れた理由によってはそれ以上になるかもしれませんが、気長にやっていくつもりでいましょう。

未来を見据えた行動をする

復縁するためにに最も大切な心構えがあります。それは、過去の嫌な思い出をすべて忘れるという事です。もちろん、本当に忘れることはできないかもしれませんが、忘れたつもりでいるようにしましょう。

復縁前後に過去のことをほじくり返し、「あのときは、こうだった」「昔、ああしたじゃない」と相手に言うのは絶対に避けるようにしましょう。過去のことをほじくり返すのは、未来を見ていないのと同じです。未来を見据えないかぎり、発展も進歩もありません。以前と何も変わらないともいえるでしょう。自分の状態が以前と変わらなかったら、復縁を遂げても、また同じ理由で別れてしまうかもしれません。

それを防ぐためにも、過去を忘れることが重要です。それに、過去のことをほじくり返したら相手もストレスを感じます。復縁を成し遂げられていない時期だったら、それがきっかけで、相手にせっかく芽生えたやりなおそうとする意志を殺してしまうかもしれません。過去のことは忘れて考えない。これからは未来に向かって変わっていく、進んでいくように努力しましょう。

相手より優位に立つ

復縁を成功させるには、相手との心理的かけひきが必要です。まず、自分自身が自信と余裕を持つようにしましょう。復縁を強く願うあまり、相手にすがったり過度な期待をすることがあります。

それでは、相手に依存していることを見ぬかれ、心理的に自分が劣位に置かれるようになります。自分が相手の言動に心を動かされると、心理的に不利となります。そして、スムーズな行動ができなくなり、復縁の実現が難しくなります。相手とコミュニケーションを取るとき、相手のひとつひとつの言動に困惑したり、驚いたりしていないかチェックしてみましょう。

もし、相手の言動に自分の心が動かされているのならば、自分優位のコミュニケーションをとるようにしましょう。たとえば、相手から食事を誘われても、はじめは断るようにしたり、すごく嬉しいことを言ってきても、少し冷めた反応をしてみましょう。

書き方次第でメールも有効

復縁するには、相手と接触しなければいけません。何も行動せず、相手が自分のところに再びやってくることを期待しても、奇跡でない限りそれは起こり得ないでしょう。相手と接触するための手はじめは、やはりメールでしょう。

メールだと、相手も気軽に受け取ってもらえることが多いようです。適当な冷却期間を置いたあと、まずは一通のメールを送ってみましょう。さて、送るメールの内容ですが、お互い、別れているという認識が明確ですから、つき合っていたときに交わしていたような内容や表現は避けたほうがよいでしょう。

かといって、他人行儀の内容だと、相手との間に壁みたいなものをつくり、復縁を難しくしてしまうかもしれません。別れた後の状況を少し述べ、なんとなく自然に連絡したイメージを与えるような文面にします。そして、今はもう落ち着いたことも書き添えましょう。相手を気遣うような内容を加えるとさらに効果的です。

友人として気軽に誘ってみる

メールのやりとりを断続的でも続けると、ある程度関係が近接になってきます。そして、相手に会いたいと思い、お誘いの連絡をしたくなってきます。相手を誘うのは、進展を一歩進めるうえで有効です。

しかし、問題は誘いかたです。誘い方が、相手の心に負担を与えるような内容だと逆効果になります。では、どのような誘い方が効果的か、具体的に述べてみましょう。たとえば、「先週、○○町で新しいレストランがオープンして、そこのピザが絶品だと言うので行ってみたい。でも、一人で行くのも緊張するので、友達を誘ったが、みんな予定が合わない。それで、一緒に行ってくれないか」と連絡します。

この場合のポイントは、相手と行くことでなく、レストランに行くことをメインとしていることがわかる文面にすることです。「あなたと行きたい」ということを押し出した内容だと重く受け取られるので、相手に心理的負担を与えるおそれがあります。もし断られたとしても、それをすんなり受け入れ、またの機会を待つようにしましょう。

潜在意識に復縁方法を問うてみる

潜在意識の力を借りて、復縁を目指すという方法もあります。スピリチュアル世界が好きな人、それを信じている人にはおススメの方法です。潜在意識への働きかけが十分に行われれば、その効果は非常に高いものです。

最近は、潜在意識のパワーが見直されており、非現実的と思える事柄でも、その力で成し遂げられるとまで言われています。潜在意識に働きかける方法の一つとして、イメージングというものがあります。これは、頭の中で情景をくり返し想像することです。これを行うと、そのイメージを再現しようと自分の頭と体が自然に行動します。

つまり、イメージングには潜在意識に刷り込みを行い、人の行動を変える作用があるということです。復縁を目指すイメージングの場合、相手との場面を想像することがポイントです。海辺やレストラン、どこでもよいので場面を決めます。

さらに、そこにいる自分と相手が楽しそうにしている姿を思い浮かべ、全体の情景を想像します。そうすることによって、復縁に必要な行動が潜在意識に植え付けられ、自然に復縁に向かって動くようになるのです。

自然消滅で終わった恋を復活させる場合

自然消滅した相手と復縁するためには、まず、これまでの自分を反省し、気持ちの方向性を切り替えるようにしましょう。恋愛を発展させるためにはそれなりの努力が必要。相手にばかり頼って、自分が動かないようでは復縁は望めません。

手間を惜しんで動かないのならば、復縁はあきらめたほうがいいかもしれません。復縁を願い、それを達成するために努力する気持ちがあれば、その気持ちに相手は応じてくれます。また、相手にも努力をしようとする気持ちが出てきます。そして、復縁したい理由を徹底的に自問自答してください。徹底的にすることで、あなた自身がどう動けばよいのかも見えるようになります。

しかし、自問自答しても「一人だと寂しい」「話し相手がいないと暇だ」「つき合う相手が欲しい」なんて気持ちの答しか見つからなければ、復縁してもまた自然消滅する危険があります。真面目に復縁を希望し、相手以外考えられないという結論に至ったならば、復縁を目指して動きはじめるべきです。

いかがでしたでしょうか。

大事なことは、復縁を成功させてもそれがゴールではないと認識することです。せっかく復縁できても、その後のことをないがしろにすると、また別れる事態を招くかもしれません。復縁はあくまで二人のスタートに過ぎません。これから幸せになるかどうかは、あなたやパートナーの努力にかかっています。

過去のことをほじくり返すのはいけませんが、過去の過ちを反省することは有効です。以前の別れた原因を知り、それを二度と生じさせないようにしましょう。また、過去の自分を見つめて反省し、少しずつでも改善しながらこれからの２人の未来をつくるようにしましょう。

そうすることで、自分が内面的に成長していきますし、パートナーを幸せにすることができます。前とは違う成長した自分をもって、復縁した関係を維持すれば、二人のよき関係はいつまでも続くことでしょう。

まとめ

失恋したけど復縁したい！恋の悩みを解決する７つの作戦

・一定期間、相手との連絡を一切絶つ
・未来を見据えた行動をする
・相手より優位に立つ
・書き方次第でメールも有効
・友人として気軽に誘ってみる
・潜在意識に復縁方法を問うてみる
・自然消滅で終わった恋を復活させる場合