悪い夢を見た後に気をつけてほしい5つの事


悪い夢を見た後に目覚めるとどっと疲れを感じますよね。自分の身に危機が及んで死の危険に瀕する夢を見たら、夢で起こったできごとが本当になったらどうしようと不安を感じますし、霊や怪物などの非現実的なものによる悪い夢を見たら、言葉にできない不安や恐怖を感じます。

このように悪い夢は精神にマイナスな感情を生むため、悪いことの予兆なのではないかと思う人が多いですが、実際には必ずしもそうなるとは限りません。逆夢と言って、夢の内容とはまったく逆のことが将来起こる可能性もありますし、恐怖や不安がよいことを象徴している場合もあります。

とはいえ、夢は自分の深層心理や精神状態を示していることもあるので、悪い夢を見たら気を付けなくてはいけないこともあります。そこで、悪い夢を見た後に気を付けた方がよいことを5つのポイントに分けてお伝えします。

 

悪い夢を見た後に
気をつけてほしい5つの事

 

何かに追われる夢

犯罪者や怪物、得体のしれないものに追いかける夢を見たら怖いですよね。死の危険を感じるようなリアルな夢を見たら、夢と現実の境がわからなくなって寝起きからしばらくしても怖くて布団の外に出られなくなってしまうということもあるかもしれません。

ところが、夢から覚めてしばらく時間が経過すると、悪い夢だったのかと思ってだんだん忘れてしまうことが多いものです。しかし、何かに追いかけられる夢を見たら注意が必要です。

何かに追われるというのは、現実の世界でも仕事の締め切りや納期に追われていたり、友達や家族との重要な約束を果たせるか不安になって精神的に追い込まれている可能性が高いです。そのため、このような夢を見たら、やらなくてはいけないことを早めに済ませて精神状態を安定させるべきです。

 

死ぬ夢

夢の中で事故にあったり、誰かに殺されたりして自分が死んでしまう悪い夢を見たら、本当に自分に死が近づいているのではないかと不安になりますよね。しかし、夢において「死」というものは必ずしも悪い予兆とは限りません。

夢における「死」は、新しく生まれ変わるきっかけを示していることがあります。そのため、自分が死んでしまうという夢を見たら、自分の人生に新たな転機が訪れる可能性があるのです。転職活動や昇進、栄転など自分のキャリアによい変化が訪れたり、引っ越しなどで生活に変化が訪れるかもしれないのです。

 

悪い夢が続く

一貫性はなくとも、恐怖や不安を感じてしまうような悪い夢を連日のように見たら、身体的にも疲れが出てきます。悪い夢を見ている時は、歯を食いしばったり体をこわばらせたりしていることが多いため、寝起きはぐったりしてしまいます。悪い夢を連日のように見てしまうのは、慢性的にストレスが溜まっている可能性が高いです。

常に不安やストレスがあるため、その心理状態が夢にも表れてしまうのです。ぐっすり眠ることができない日が続くと身体的にも疲労が蓄積されてますます精神的においこまれてしまいますから、一度ストレス度チェックをしてストレスの原因を解決すべきです。

 

痛みを感じる夢

ケガをしたり重いものの下敷きになって痛みを感じたり、首を絞められて苦しい思いをするといった、身体的に痛みを感じる悪い夢を見たら、悪い夢を見てしまう原因が精神的な面ではなく身体的な面にある可能性があります。

身体に痛みを感じる夢を見た場合には、まず寝具をチェックした方が良いと言えます。例えば、枕の高さが合わずに高すぎると首の部分が締め付けられ、呼吸がしずらい状態になります。また、ベッドマットが硬いと腰痛の原因にもなることもあります。

このように自分では気づかない程度のものでも寝具が自分の体に合っていないと、睡眠中にその居心地の悪さが痛みや苦しさとなって夢に現れることがあるのです。

 

悪い夢を解決する方法

夢の内容は、起床してしばらく時間が経過すると具体的にどんな夢を見たのか忘れてしまうことがありますよね。また、夢を見たという自覚がなくても人間は睡眠中に夢を見ているということが多くあります。起床した時に何となく気分が悪いと感じたら悪い夢を見ていた可能性があります。

このようなことが週に3回以上、頻繁に続けば精神的にストレスが溜まっているかもしれないと前述しましたが、精神的な原因に心当たりがない人は、自分の生活リズムに注目してみてください。睡眠時間をしっかり確保できないとか、飲み会が続いているという人は、この不規則な生活が悪い夢の原因になっているかもしれません。

アルコールを摂取すると寝つきが良くなると思っている人もいますが、実際にはアルコールを摂取すると眠りが浅くなってしまいますから、お酒の量はほどほどに規則正しい生活を送ることが大切です。

 

如何でしたでしょうか。悪い夢を見てしまう原因は主に3つで、まずは精神状態です。ストレスの蓄積や不安定な自律神経などが悪い夢となってしまうのです。2つ目は身体的な痛みで、布団が重いとか枕の高さが合わないということなど大して気にならない些細な事でも、睡眠時間は数時間も続くものなのでこの些細な違和感が痛みや苦しさを感じる悪い夢となって現れるのです。

そして、不規則な生活サイクルも悪い夢を見てしまう原因になりえます。人間は体と精神が連携していますから、どちらの健康を害してもバランスが崩れてしまうものなのです。そのため、悪い夢はただ怖いものとして片付けずに体訴えている何かのサインだと思って対処する必要があります。

悪い夢が示すことがいいサインでも悪いサインでも落ち込むことなく、これからの未来の自分をよくするために活かすことをどう対処するかを考えることが大切です。

まとめ

悪い夢の後にすべきこととは

・追われる夢を見たらやらなくてはいけない事を早めに済ます
・自分が死ぬ夢は生まれるチャンスととらえて転機に備える
・連日悪い夢を見たらストレス度チェックをして改善
・痛みや苦しさを感じる夢を見たら寝具をチェックする
・悪い夢の原因解決のためには規則正しい生活をする


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