「手首などにブレスレットのように巻いて過ごし、自然に切れた時には願い事が叶う」というジンクスで人気のミサンガ。１００円ショップなどで売っている材料で簡単に作れてアクセサリーのような可愛さもあり大人から子供までみんなに人気のお守りです。部活の友達とおそろいのミサンガをつけていたなんて方も多いのではないでしょうか。さて、この記事ではそんな手作りプレゼントにも最適なミサンガの簡単な作り方を紹介していきます。
ミサンガの簡単な作り方・
誰でも編める５つのステップ
必要なのはテープと刺しゅう糸だけ
今回のミサンガ作りに必要な道具はセロハンテープとハサミ、材料は刺しゅう糸３本だけです。刺しゅう糸は１００円ショップなどで売っているものでも十分なので、手軽に手に入るものだけで簡単につくることができてしまいます。また、シンプルな形や模様のものになるので刺しゅう糸の組み合わせにこだわってみましょう！最近話題になったあまちゃんの作中で使われていたミサンガのように青・水色・白の組み合わせはさわやかで綺麗でしたね。ピンク・オレンジ・レモンのビタミンカラーは元気で可愛らしい印象のミサンガになります。黒・ブルー・白だと男性でも使いやすいクールな印象に。無限の組み合わせがあるので、好みの色の組み合わせを吟味してみてください。
編み始める前にしっかり固定しておく
編む前に、まずは必要な刺しゅう糸の長さを測ってカットしましょう。今回は輪編みという簡単で完成後は一本の太い紐のようになる編み方を使うので、手首に３、４回巻ける程度の長さが必要になってきます。糸をカットしたら、三本を束に揃えて端から４センチ程度の所に結び目をつけ、セロハンテープでテーブルなどに固定し準備は終了です。一般的にはこのようにセロハンテープで固定するのですが、この方法だと刺しゅう糸に少しセロハンテープの糊がついてベタベタしてしまうことがあります。これが気になる方は、コルクボードに画鋲で固定する方法や片方の端を輪っか状に結んで足の指にかけたりする方法もあります。色々試して、自分が一番作りやすいミサンガの固定方法を探してみてください。
編み目の作り方
それでは、いよいよ編み始めてみましょう。今回は輪編みという編み方で編んでいきます。まずミサンガの色として出したい色の刺しゅう糸を一本選びましょう。この糸を巻き糸と呼び、残り二本を軸糸と呼ぶことにします。軸糸を軸とし、巻き糸を軸糸の前から裏側に巻きつけるように一周させます。その後、巻き糸の輪の中から巻き糸の端を出すようにして引っ張りあげます。これで編み目が一つ完成しました。これを何度も繰り返すようにして編み進めていきましょう。また、巻き進めていく最中に糸の結び目が螺旋のような模様になるように整えながら編んでいくことで、より綺麗なミサンガにすることができます。
デザインのパターン
しかし、ずっとこのまま編み続けていると一色だけのミサンガになってしまいます。色を変えたくなった時には、新しくミサンガの色にしたい色の軸糸から一本引っ張り出し巻き糸とし、それまで巻き糸として使っていた刺しゅう糸を残った軸糸と一まとめにし、軸糸とします。三種類の色が均等になるように編むのならそのままで大丈夫ですが、もし一色だけがミサンガの多くを占めるようなパターンのデザインにするときは、よく表に出す色の刺しゅう糸を長めにしておくようにしましょう。基本的に、完成したときに多く色が出ている色の刺しゅう糸ほど必要な長さが必要になってきます。また、まとまりのあるデザインにするためにも作る前から何回編むごとに色を変える、というようにパターンを決めておきましょう。
仕上げに
手首に巻くのにちょうどいい長さまで編めたら、結び目を作り残った糸を３センチほど残して切りそろえ完成です。あまりねじれなどがひどく結びづらいようでしたら、重しや画鋲などでしばらくピンと伸ばしたまま固定しておくと伸びて結びやすくなってきます。手っ取り早く伸ばしたい場合は、ピンなどで固定したままアイロンのスチームをかけるとすぐに伸ばすことができます。
如何でしょうか。
今回は刺しゅう糸の使用本数が少なく、シンプルで編みやすい輪編みのミサンガを紹介したので手先の器用さに自信がない方でも簡単に作れてびっくりするかもしれません。子供でも編みやすい作り方なので、小さい子と一緒に作ってみたりしても喜んでもらえるかもしれませんね。また、慣れてくると輪編みのミサンガだけではなくもっと難易度の高いミサンガを作ってみたくなるかもしれません。もうちょっと難易度の高い幅の広いミサンガを作れるようになると、上達次第では実に様々な模様のミサンガが作れるので興味を持ったならぜひチャレンジしてみて下さい。あなたがミサンガに込めた願い事が叶うことを祈っています。
まとめ
ミサンガの簡単な作り方・
誰でも編める５つのステップ・必要なのはテープと刺しゅう糸だけ
・編み始める前にしっかり固定しておく
・編み目の作り方
・デザインのパターン
・仕上げに