夢に出てきた物や人や状況などから、その人の願望や未来を予測する「夢占い」。今日はその中でも「火事」の夢についてお伝えします。火事の夢なんて見たら、なんだか不吉に思えますよね。しかし火事の夢を見る人は結構多く、特に、自分の家が燃えてしまう、という夢を見る方もいます。
そんな夢を見た朝は、気分も悪くなってしまうかもしれません。でも、それは火事の夢の本当の意味を知らないだけ。一見、不吉そうに思われる夢が、とんでもない吉兆だったりもするのが夢占いなのです。
そこで今回は、そんな「火事の夢」についての7つの解釈をお伝えします。ではご覧ください。
溢れ出るエネルギー
第一の解釈は、「幸運のサイン」です。「燃える」というのは、エネルギーをたくさん放出する現象です。また、炎は自分の内的な感情を表すことが多いです。そのため、「燃え盛る」=「自分の持っているパワーを解放する」という意味になります。しかも、火事の夢の場合、そのパワーはいい方向へと働く場合が多いです。
例えば、それは「情熱」といった積極的な感情で現れたり、「お金が手に入る」「出世できる」など、幸運が自分に舞い降りてくるといった形で現れたりする場合もあります。また、自分の家が燃えている場合、家族の幸せや一族の繁栄などを表します。この時、火事の規模が大きければ大きいほど、いい夢を表します。ビルやマンションが燃えたり、とても大きな炎だったりする場合は、大きな幸運が訪れるでしょう。
また、火事の中でやけどを負う夢を見た場合は、より大きな幸運が訪れやすくなります。ただし、失敗してしまう可能性も同時に増すので、注意してください。
邪を祓う炎
さきほどの解釈で、皆さんの「火事の夢」に対するイメージは、大きく変わったのではないかと思います。でも、火事の夢には、他にもまだまだいい意味があります。炎というのは、古来より神聖なものとして扱われてきました。儀式などで火を焚くのも、汚れを祓うためです。ですから、火事の夢には、「あなたの悩み事が解消される」という意味があります。
この場合、先ほどと同じように、大きく燃え盛っていればいるほど、スッキリと悩みが解消されることを暗示しています。
感情を抑える
夢の中で火事が消し止められた場合には、この解釈が当てはまります。第3の解釈は「自分の感情をセーブする」といった意味です。さきほど、火事は積極的な感情として現れることがあると書きました。そしてその火を消し止めるということは、自分の中の激しい感情をセーブするべきだ、ということを暗示しているわけです。
火事を消し止める夢を見たときには、一度冷静になる必要があります。落ち着いて、自分の身の周りを見渡してみましょう。
波乱万丈な幸運
もし、夢の中で火事から救い出された夢を見たのならば、そのことは良い結果が出ることを暗示しています。しかし、その結果を出すためには、多くの苦難を切り抜けなければならないでしょう。山あり谷あり紆余曲折を経て、ハッピーエンドに辿りつく、そういった暗示です。
この夢を見た人は、周りを少し頼ってみましょう。自分ひとりでは解決できないこんなんも訪れると思います。一人で解決しようとするのではなく、周りに協力を求める。それも大切です。また逆に、自分が火事から人を助け出す夢を見た場合には、才能の開花を表します。芸術や投資など、センスを求められる職業の方にとっては、嬉しい暗示となります。
さて、今までは火事の夢の「良い解釈」をお伝えしてきましたが、ここから紹介するのは火事の夢の「悪い解釈」となります。もし当てはまった場合には、注意したほうがいいでしょう。
不完全燃焼
炎が出ずに、煙だけがくすぶっている、そういった夢は凶夢として扱われます。「燃え盛っている」というのは自分のパワーを開放することを表すわけですから、その炎が上がっていないということは、自分のパワーを発揮できない、つまり、物事がうまくゆかないことを表します。物事がスッキリと片付かない、もしくは急なトラブルで自分の能力を阻害される、そういったことが起きる暗示となりますので、注意が必要です。
煙ばかりで、炎が見えない場合にもこの解釈が当てはまりますので、十分に注意してください。
野次馬根性は災いを招く
他人の火事を見に行く、そんな夢を見た場合にも要注意です。第6の解釈は、「好奇心の高まり」を意味します。一見、悪い解釈には見えませんが、浮気心の高まりを主に表します。なにかひとつの物事に集中できずに、別のものに気を取られてしまう。そういう暗示になります。
特に、結婚している方や恋愛中の人は、注意が必要です。また、仕事や勉強に集中できなくなる可能性があるので、恋愛をしていなくても注意が必要です。
急がば回れ
火事から逃げる夢を見た場合には、この解釈が当てはまります。第7の解釈は「性急な判断」です。この夢を見た場合には、慎重な判断をすることが求められます。炎は積極性を表しますが、度をすぎればやはり害となります。前へ前へと進みすぎるばかりに、のちのち後悔してしまうでしょう。
ただ、この夢の場合には、決して悪い判断にはなりません。ただ、もっと上手い手もあったのに、それを取り逃してしまう、そういった暗示です。行動を起こす前に、一度立ち止まるのが重要です。
さて、火事の夢を見たときの6つの解釈をお伝え致しました。夢には、一つ一つに深い意味があります。今回の「火事の夢」のように、凶夢に思えるものでも、吉兆の表れである場合もたくさんあります。ですから、夢の正しい解釈をする、それが、あなたの人生を幸せにすることにつながっていくでしょう。この記事があなたの為になれば幸いです
まとめ
火事を見た夢の意味と意識してほしいポイント
・火事は溢れ出るエネルギーの象徴
・邪を祓う炎という意味もあり
・感情を抑える必要性もある
・波乱万丈な幸運が訪れる可能性
・不完全燃焼の場合もある
・野次馬根性は災いを招く
・急がば回れを意識する