怖い夢を見てしまうとパニックに陥り、冷や汗をかいたりうなされたりして、とても恐ろしい気分で飛び起きてしまいます。汗もびっしょりで心臓はバクバク、手が震えていることだってあるでしょう。
そばに誰か寝ていても、こんなことでは起こせないし、一人で寝ている場合などは起きてからも孤独が襲ってきて心を鎮めるどころではありません。ですが、薄暗い寝室で恐怖に支配されているだなんて、今すぐに何とかしたいもの。ここでは、そんな怖い夢を見た、すぐに心を鎮める方法を7つの項目に分けてお伝えします。
たまたま見てしまった怖い夢など、落ち着いて受け止めてしまえば次の日に引きずることなどありあせん。夢は恐ろしい事実ではなく、自分に対してのシグナルだと理解して行動に生かしてしまいましょう。
怖い夢を見た後、
すぐに心を鎮める6つの方法
深呼吸をする
怖い夢にうなされてしまうような時と言うのは、精神的にも体力的にも健康でないからです。その夢の恐ろしさから、体中の筋肉が硬直してしまっています。
まずは、身体から、全身の緊張を緩めるようにして深呼吸をしましょう。人間は、息を吐く時に血管の流れが良くなるので、吐く時間を長くすることをポイントにしておくとよいでしょう。
安心する音楽や、お気に入りの物を触る
今みていたのは夢で、現実には自分は安全な環境にいるということを身体で理解するために、自分の好きな音楽を聴いたり、お気に入りのぬいぐるみや手触りの良い寝具、アロマなど、身近に感じられるものでリラックスしましょう。
頭がパニック状態だと、視覚情報は入り難いため、聴覚や嗅覚、触覚などを意識して、感覚的に身体で安全だということを理解するよう心がけましょう。
首や肩まわりのストレッチをする
怖い夢を見る兆候として、疲れやストレスによる肩こり、頭痛などが考えられます。また、自律神経の乱れなどによるものも。
肩こりは金縛りになりやすくなったりすることもあります。首や肩のまわりをゆっくり温めたりストレッチすることで、血流を改善すれば乱れていた自律神経も整い、身体の力を効率的に解放させてあげることができるでしょう。
テレビをつける
一人で寝ているあいだに怖い夢をみてしまった場合、普段はなんともなくとも、部屋に一人でいることがとても怖く感じられてしまうもの。そんな時はテレビなどをつけて、人の存在を感じられれば心も落ち着けるでしょう。
ただし、深夜などはテレビの放送が無かったり、テレビショッピングなど威圧的な番組であったり、マニアックな番組が多いかもしれません。できれば好きな番組で録画しておいたものを見ると良いでしょう。
甘いものを食べる
オフィスワークや勉強など、日頃から集中力を多く使ったりすると、脳も疲れてしまいます。頭の回転が鈍くなったり、締め切りなどに追われてしまうと怖い夢を見る確率も高くなります。
脳の栄養源はブドウ糖。甘いものを食べると、幸せを感じる人も多いはずです。何かほっとできるような温かくて甘いものを食べてみましょう。
夢占いで夢の意味を調べて見る
怖い夢とはいったいどんな暗示なのか。自分に不吉なことが起こるのではないかと心配になるものですね。夢占いは、その時の精神状態で夢を理解したり、近い未来に起こる出来ことの予言になったりします。
そして、その夢占いだと、必ずしも怖い夢が恐ろしい出来事の暗示というわけではないのです。中には新しいスタートなど再出発の暗示であったり、自分が闘志を表している姿だったりします。怖い夢をみたときは、夢占いでその夢の意味を調べてみましょう。
怖い夢を見た後、一番に考えていただきたいのが、「夢でよかった!」と思うこと。そう、夢で見た事は現実ではありません。ここでご紹介した方法などで気持ちを落ち着けて、疲れていたり、後悔している自分を労わってあげてください。
もし、怖い夢を何度もみたとしても、現実の世界では絶対そのイメージは引きずらず、怖い夢ではない現実を楽しみましょう。そのくらいの心の余裕が生まれてくれば、怖い夢も見なくなるようになります。
気持ちが不安定になっている日中などは、できるだけリラックスしたり、自分の好きな事をたくさんして、怖い夢のことなど忘れてしまいましょう。また、いつもと同じ人間関係ではなく、新しい人間関係と出会うことで心がリフレッシュします。
また、身体のケアも忘れずに。怖い夢は不調のあらわれかもしれません。気になることがあれば検診を受けるなり、生活習慣を整えるなり、自己管理をしましょう。
まとめ
怖い夢を見た後、すぐに心を鎮める6つの方法
・深呼吸をする
・安心する音楽や、お気に入りの物を触る
・首や肩まわりのストレッチをする
・テレビをつける
・甘いものを食べる
・夢占いで夢の意味を調べて見る