怖い夢を見たときの心理と、再び見ないための対処策

怖い夢を見たときの心理と、再び見ないための対処策
小さい頃、怖い夢を見て泣いてしまったり眠ることが怖くなってしまったことはありませんか。怖い夢は子どもが見ると思われがちですが、そんなことはなく、大人でも怖い夢は見ます。また、大人が怖い夢を見る場合は心理的状態を反映しているとも言われています。

そもそも、夢と心理状態は密接に関係していると考えられており、見た夢からその人の自分ですら自覚していなかった心理的状態を判断できるという研究もあります。

では、怖い夢を見たときの心理的状態はどのようなものだと言えるのでしょうか。怖い夢を見たのだから心理的状況もよくなさそうだと考えがちですが、少し見方を変えれば、何に不安を感じているかわかるということです。

怖い夢を見たときの心理的状況を理解することで自分の状況をしっかり把握しましょう。今回は、怖い夢からわかる心理的状況と怖い夢を再び見ない対処策について解説します。

 

怖い夢を見たときの心理と、
再び見ないための対処策

 

何かから追いかけられる夢

おそらく最も有名で最も多く見られている怖い夢のひとつに「何かに追いかけられる夢」があります。それは人間であったり、動物であったり、この世に存在しないものであったりと様々です。

では、この追いかけられるという怖い夢を見たときの心理的状況はというと、「ストレスから逃げたい」というものです。

たとえば、仕事で期日が迫っているものがあったり、ノルマがあり、それがストレスになっている場合、友人や家族から虐げられ大きなストレスになり、その状況から逃げ出したいと思うとき、このような夢を見ることがあります。

そのストレスを少しずつ解決するために、まずはストレスの原因を明確化し、不安な気持ちを打ち明けて他の人と共に解決に向かって進んでいきましょう

 

自分や誰かが死ぬ夢

夢のなかで自分自身が襲われて殺されてしまう夢や家族や知り合いが死んでしまう夢を見た場合、とても不吉で起きて夢だとわかったあとも気が気じゃないですよね。

このような自分自身が誰かに殺される夢という怖い夢を見たときの心理は、自分に対する周りの評価に不満を持っていたり、現在進んでいる道に迷いが生じているということを表しています。

自分が評価されないということは悲しいことですが、評価が高くないからといってあなたの価値が下がるわけではないということを心にとめておきましょう。

また、家族や知り合いが死んでしまうという怖い夢のときの心理はその相手に対して対抗意識を持っている表れだと言われています。対抗心は自身を高めるスパイスになりますが、過度な対抗心は身を滅ぼしますので、自分は自分、他人は他人という気持ちを持って過ごしましょう

 

不安や不満から大きな声で叫ぶ夢

夢のなかで腹が立ったり、不満や恐怖を感じて大きな声で叫んだことはありませんか。また、夢のなかにとどまらず実際に叫んでしまったことがある方もいらっしゃるでしょう。

このような怖い夢を見たときの心理ですが、不満や不安を抱えている傾向があります。精神的に追い詰められているときや非常に大きなストレスを抱えているときに叫ぶ夢を見る傾向がありますので、何に追い詰められているか理解し、場合によってはその原因から離れたりカウンセリングに通う ことをオススメします。

また、友人や知人があなたに対して叫んでいる夢の場合、その人に裏切られる可能性があります。その人と付き合う際は注意しましょう。

 

溺れる夢

溺れてもがき苦しんでいる夢を見たことはありませんか。起きたあとも恐怖が残り、お風呂に入るのさえ恐怖を感じてしまうようになることもあります。

このような怖い夢を見たときの心理は、頼れるものがなく心が不安定な状態であることを表しています。本当は誰かに頼りたいのに頼ることができず、一人でどんどん不安になっていき追い詰められているという心理が溺れる夢となって出てきています。

対処法ですが、とにかく誰かに少しでも頼ってみることです。重たい話をする必要はありません。ほんの少し頼るだけであなたにも頼れる人がいるという安心感につながります。頼れる人=何でも相談できる人ではありません。頼るという意味の範囲を広くして、色々な人を頼り助けてもらいましょう。

 

いかがでしょうか。怖い夢を見たときの心理的状況の多くは、何らかのストレスや不満を抱えていることがほとんどです。そのストレスや不安などあなたを追い詰める要素が夢のなかまであなたを追い詰めているのです。

たまに怖い夢を見ただけでは偶然であったり、怖い映画や番組を見たときにその記憶に影響されて怖い夢を見てしまうことはありますが、怖い夢を見る日が何日も続いていたり、同じ夢を何度も見る場合は、追い詰められている場合がほとんどですので、偶然であると思わず、深刻に受け止めましょう。

そしてストレスを解消するようリフレッシュしたり、簡単に解消できないほど大きなストレスの場合は、カウンセリングに通ってプロの方に悩みを聞いてもらったり、現在のあなたの精神状況を判断してもらう必要があります。

たかが夢と侮らず、怖い夢を見たときの心理を知っておきましょう。この記事を読んで怖い夢を見たときの心理を少しでも知っていただければ幸いです。

 

まとめ

怖い夢を見たときの心理とは?

・追いかけられる夢は何かから逃げたいとき
・自分や他人が死ぬ夢は自分の評価に不満なとき
・叫ぶ夢は大きなストレスを抱えているサイン!
・溺れる夢は誰かに頼りたい証拠


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