臨床心理学を元にした、生きる元気が沸く2つのポイント

臨床心理学を元にした、生きる元気が沸く2つのポイント

臨床心理学とは精神的な問題や行動などを抑制し、支援するための学問であるため、元気がないときに元気を取り戻すための力となります。臨床心理学を用いて自身の考え方や行動を変えていくことが、生きる元気を取り戻すために必要になります。

臨床心理学は、医学の視点で導き出された学問であるため、主観が影響しておらず、そのような意味では宗教学とは大きく異なります。宗教は教祖と呼ばれる存在が提唱したことを信仰するというものなので、教祖の主観が大きく絡んでいます。

例えばキリスト教にカトリックとプロテスタントがあるのは、聖書を異なる視点で読んだ結果です。その点、臨床心理学は医学なので、人間である限り客観的な視点ですべての人に当てはまります。そのような臨床心理学を用いて精神的に復活していってください。そこで今回は、臨床心理学を元にした生きる元気が沸くポイントについてお伝えします。

 

臨床心理学を元にした、生きる元気が沸く
2つのポイント

 

精神分析学で自己分析をしよう

臨床心理学の軸となる学問には精神分析学があります。精神分析学を用いることで、自己分析を行い、自分が今精神的にどのような状態であるのかを分析することができます。元気がないときには必ずその因があります。

それを取り除くことができなければ、元気になることはできません。元気が出ないのであれば、しっかりと自己分析を行い、元気を取り戻せるようにもっていく必要があります。そこで活躍してくれるのが精神分析学です。

元気が出ない時にその因を掴みたいと思っても、なかなかその因を掴むことはできませんが、精神分析学を用いれば簡単に自分の精神状態を把握することができ、それと同時に元気がでない原因を突き止めることができます。元気を沸かせるためには、元気が出ない原因を取り除き、フラットな状態にもっていくことが先決です。

マイナスの状態から一気にプラスにもっていこうとすると、一時的にプラスに転じることはあっても、すぐにまたマイナスに戻ってしまいます。精神分析学を用いてまずはフラットな精神状態を手に入れてください。

 

自己実現理論で欲求を満たそう

自己実現理論は精神分析学と同様に臨床心理学の軸となっている考え方です。すべての人に自己実現の欲求があり、それは生理的、安全、社会的、承認されたいという欲求から導かれています。

精神的に元気がない状態のときは、自己実現に対する欲求が希薄になっている状態を意味しているので、これら4つの中で満たされていない欲求がある可能性を探ってみてください。社会生活を普通に送っていれば、生理的欲求や安全欲求は基本的に満たされています。

そのため元気が出ない要因は社会的欲求や承認されたいという欲求に含まれていることが多いと言えるでしょう。社会的欲求とは社会に必要とされている人間であると自覚すること、承認されたいという欲求は自分が所属しているコミュニティの中で自分が認められていたいという欲求のことを指します。

これらが満たされていないと、人間は無欲になっていき、同時に孤独感や虚無感を味わうようになっていきます。もしあなたがそのような状態であるとしたら、これらの欲求が満たされていないことによって引き起こされている可能性が非常に高いと言えるでしょう。

では欲求が満たされている状態を手に入れるためにはどのようなことが必要になるのでしょうか。それは簡単です。考え方を変え、行動を変えればいいのです。自分が所属しているコミュニティの中で承認されるために必要なことは所属しているコミュニティによって異なります。それに応じた自分を演じるようになるだけで、自分を取り巻く環境は激変し、自己実現の欲求を手に入れ、元気を取り戻すことができます。

 

いかがでしたでしょうか。

臨床心理学を元にした生きる元気が沸くポイントについてお伝えしました。臨床心理学は医学的に人間の精神を分析したものですが、人間の行動や欲求の形は人によって異なります。しかしすべての人に共通するものは自己実現の欲求であり、それは自分が思い描く自分になりたいということです。

もし今あなたがなりたい自分を思い描けていないのならば、あなたは社会的欲求か承認されたい欲求が満たされていない状態なのでしょう。それを満たすためには、自分を変えなければなりません。とはいっても、今までの自分を否定するということではありません。

今までの自分も十分に満足のいく人格を有し、問題なく社会生活を送ってきたはずです。しかし今あなたは元気が沸くことを求めています。元気になるためには、自己実現の欲求を復活させなければなりません。自己実現の欲求を復活させるためには、臨床心理学の力を借りることが必要です。臨床心理学を元にして、自己実現の欲求を取り戻していってください。

 

まとめ

臨床心理学を活用して元気になる方法とは

・精神分析学で自己分析をしよう
・自己実現理論で欲求を満たそう


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