ミステリアスで、どこか神聖な雰囲気をもつ蛇。日本では、ヘビは「神の使い」ともいわれ、蛇の出てくる夢は昔から吉夢とされているんですよ。とくに白い蛇の夢は、あなたの財運がアップするとてもラッキーな夢だといわれています。
これは、もともと 知恵や芸術・財産の女神である弁天様が、商人たちの文化が栄えた江戸時代に財産の部分をピックアップして〈弁財天〉とされたことから、現代の夢占いにおける金運アップのイメージにつながったようです。
今回は、そんなラッキーな白蛇の夢をみたときにさらに運気をアップさせるための、5つの大切なキーポイントをご紹介します。
白蛇の夢を見たら宝くじが当たる！？
金運に恵まれる５つの鍵
心に秘めておこう
夢に関してはよく、「悪い夢や怖い夢を見たら、その内容を人に話してしまったほうがいい」と言います。混沌とした夢の内容を文章にすることで頭が整理され、また人に聞いてもらうということの安心感で恐怖をやわらげる効果があると考えられているためです。さらに「悪夢を口から出すことで、あなたに取りついている邪気や悪霊が逃げていく」というおまじない的な意味合いもあります。
その反対に日本では昔から、白蛇などの吉夢をみたときにそのことを言葉にして他人にはなしてしまうと、運も同時に手放すことになる、という言い伝えがあります。もしあなたが白蛇の夢を見たのならなるべくペラペラ話さないように、あなたと蛇の神様だけの秘密にしておくようにしましょうね。
パワースポットでさらに運気アップ
冒頭でも触れたように、白蛇はもともと古代インドの水と豊穣の女神である〈サラスヴァ—ティー〉で、後に七福神のうちのひとりとなった〈弁天様〉の化身・または使いであるとされています。
そのため、白蛇弁天などの弁天様がまつられているパワースポットを訪れて、夢に現れてくれたお礼を言ってみるといいかもしれませんね。弁天様は、神社では神道における豊作の神様である〈宇賀神様〉といっしょにまつられることもあります。
そのような神社を訪れてみると蛇の石像などがたくさんあり、日本人の信仰の多様性や古代インドとのつながりが理解できておもしろいですよ。
きれいな水を飲もう
小学校の社会の授業をちょっとだけ思い出してみてください。「文明のなりたち」というおはなしで、まず川のまわりに作物ができて、そこから作物などの実りを得て文化が栄えると習いましたよね。このように、水とわたしたちの繁栄は密接につながっています。もともと水神様である弁天様は、同時に豊作の神様でもあり、そこから「財産や金運アップ」という解釈につながったのかもしれませんね。
もし白蛇の夢を見たのなら、普段の生活のなかですこし〈水〉に意識を置いて、きれいな水を飲むようこころがけたり、一日の終わりにシャワーの水で体を清めたりしてみてください。滝などでマイナスイオンを浴びてリフレッシュするのもいいでしょう。
感謝の気持ちをかみしめよう
日本でまつられている多くの神様たちは基本的に、人々の「感謝の心」や「謙虚さ」が好きだとされています。そのため、水神様のめぐみであるお米を食べる時も、命の源である食べ物が与えられたことへの感謝の気持ちを心の中でかみしめながら、いつもより少しゆっくりと時間をかけて食べるように心がけてみてください。
お米のひとつひとつに意識を集中して味わうことで、たったひとつぶのお米でも驚くほど複雑で豊かな味がすることがわかると思います。風水などでも、感謝のエネルギーはその人の心を清め、運気をますます高めると言われています。
強欲になりすぎないようにしよう
神様は人々の感謝を好むと言いましたが、反対に強欲は嫌うことが多いようです。めずらしい白蛇の夢を見たときは、あなたに大きな財運のツキがまわってきている証拠。たしかに予期せぬ収入に恵まれたり、宝くじが当たりやすくなったりすることはありますが、あまり強欲になりすぎないよう気をつけてください。
また、もし夢のなかで蛇が逃げて行ったり、追いかけても捕まえられなかったというような場合、無意識のうちに散財してしまう可能性もありますので注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
このように、弁天様の使いである白蛇の象徴することは「金運アップ・豊作にめぐまれる・学問や芸術の才能開花」などいいことづくめなのです。現実世界でも、夢のなかでも滅多にお目にかかることのできないめずらしい白蛇の夢はとっても貴重でラッキーなんです。
そんな「幸運の使い」である白蛇があなたの夢に現れてくれたことに感謝して、日々の生活を大切に送るように心がけてみてください。きっとさらなる運気アップにつながりますよ。
まとめ
白蛇の夢を見たら宝くじが当たる！？金運に恵まれる５つの鍵
- 心に秘めておこう
- パワースポットでさらに運気アップ
- きれいな水を飲もう
- 感謝の気持ちをかみしめよう
- 強欲になりすぎないようにしよう