嫌いな人との付き合いが楽になる方法をご存知でしょうか。嫌いな人と毎日顔を突き合わせて一緒に仕事をしている人もたくさんいます。嫌いな人と肩を並べて勉強に励んでいる学生もたくさんいます。
嫌いな人と顔を合わせてコミュニケーションをとることは、それだけで多大なストレスになります。そしてそんなストレスが蓄積されると、鬱病などの心の病につながることもあります。そうなる前に考え方を変えることで、嫌いな人ともしっかりと割り切って付き合っていけるようにしてください。
あなたの考え方次第で、嫌いな人であっても長く上手に付き合うことができるのですよ。以下に嫌いな人との付き合い方が楽になる思考法をお伝えしますので、参考にしてください!
嫌いな人との付き合いが楽になる
7つの思考法
嫌いな人にも挨拶はしっかりとする
いくら嫌いだからと言っても無視をしてはいけません。「嫌いだ!」と顔に出すのも賛成できません。一人前の大人として、気持ちを垂れ流しにしない品位を持って行動してください。かといって、嫌いな人と長い時間一緒にいる必要もありませんよ。そこまでの忍耐はしなくてもいいでしょう。
嫌いな人が現われたら、まずはしっかりとあいさつしてください。人付き合いの基本だけをしっかりと抑えるのです。大きな声であいさつをすれば十分です。その場からさりげなく立ち去って、余計な交流を避けてください。
世の中の半分の人間には嫌われてもいいと割り切る
そもそも嫌いな人とも、「嫌い」ということを押し隠して付き合わなくてはいけないからこそストレスがたまるのですよね。人のことは嫌いでも、自分のことは嫌ってほしくないというわがままな心理もあるかもしれません。また、嫌っていることを周囲に知られたくないという気遣いもあるのでしょう。
しかし私たちは不完全な人間です。生きている間に好かれることも嫌われることもあります。その割合は半々と言っていいでしょう。世の中の半分の人には嫌われるものだと最初から割り切っていれば、人の評判を気にせずにいられます。
他者に好かれるために生きるのではないと割り切る
嫌いな人と無理して付き合うことで、どんどん自分の正直な気持ちから遠ざかり、ストレスが溜まります。嫌いだ好きだと人を見て付き合っていると、どんどん周りに振り回された生き方になってしまいます。しかし短い人生を、あなたは誰のために生きているのかを考えてください。答えは「自分のため」です。
他者の気持ちを考えすぎて、自分自身を見失わないようにしてください。嫌いな人は、挨拶をする程度の浅い付き合いを続けていけばいいのです。
自分で自分を好きでいることが重要だと知る
嫌いな人と付き合うことで、ストレスを感じているあなた。無理して周りに自分を合わせなくてもいいのです。自分で自分のことを好きでいることが、人生で一番大切なのですから。嫌いな人がいても、心に闇を抱えていてもいいのです。ありのままの自分の気持ちを、まず第一に大切にしてください。
自分自身の本当の気持ちを大切にすることができたら、たまに会う「嫌いな人」などどうだってよくなります。
自分を好きでいるためには、自分に正直に生きる
自分を好きでいるためには、自分自身の本当の気持ちに正直に生きることが大切です。嫌いな人に面と向かって「嫌い!」というのは少々子どもじみていますが、必要以上に付き合う必要はありません。大人らしく「用事があるから」と付き合いを断ってもいいのです。
自分に正直に生き続けていれば、一時の反感もいつの間にかなくなります。嫌いな人にも態度でしっかりと「あなたと長時間いたくないのです。」と示すことで、相手もあなたに対する態度を変えてくるはず。本音でぶつかり合えば、案外気が合うかもしれませんしね。
うわさ話されても聞こえないふりをする
大抵の場合「嫌いな人」とは、人のうわさ話ばかりしている憶測好きな人物です。「嫌いなのに機嫌を取っておかないと厄介な人」とでも言えましょうか。誰だって自分の悪口を言われるのは嫌なものです。
しかし人間社会で生きていくうえで、悪口を言われずに生きていくことも不可能です。悪口は、言う側の心に問題があるだけで、言われる方に問題はありません。ある程度の悪口は、相手の機嫌が悪かったのだと気にせずに、見過ごした方が良いのです。この思考法を続けていけば、そのうち本当に気にならなくなってきますよ。
困った時は笑顔と大声で乗り切る!
嫌いな人と対峙するときに、嫌な思いをすることも多々あるでしょう。その時は、「大声」と「笑顔」という二つの武器を持って乗り越えるのです。大声と言っても怒鳴るようなものではなく、はっきりとよくとおる声で簡潔に自分の意見を述べるのです。そして「間」を怖がらずに相手の出方を待ってください。「笑顔」はあなたの心を強くしてくれます。
そして対峙する人にも、笑顔の連鎖という魔法を起こしてくれるのです。嫌いな人との付き合いで困った時は、とにかくこの二つの武器を忘れずにいてください。
さて、嫌いな人との付き合い方が楽になる7つの方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
嫌いな人とはいえ、職場や学校で毎日顔を合わせなくてはなりません。そして、一人の嫌いな人を避けたからと言って、長い人生では再び別の「嫌いな人」に遭遇するのです。ストレスをためないためには、嫌いな人に対峙する際の自分の心構えをしっかりとする必要があります。
自分さえ、確たる信念を持っていれば、ちょっとやそっとの事では揺るがないはず。自分は自分のために生きていて、正直な気持ちを周囲に伝えていいんだと自信を持ってください。そして好きだろうと嫌いだろうと、他者と対峙するときには笑顔で大きな声でしっかりと自分の意見を述べてください。
特定の一人を「嫌いだ」と悩んでいたことがうそのようになる日まで、7つの思考法を何度も読んで試してくださいね。
まとめ
嫌いな人との付き合いが楽になる7つの思考法
・嫌いな人にも挨拶はしっかりとする
・世の中の半分の人間には嫌われてもいいと割り切る
・他者に好かれるために生きるのではないと割り切る
・自分で自分を好きでいることが重要だと知る
・自分を好きでいるためには、自分に正直に生きる
・うわさ話されても聞こえないふりをする
・困った時は笑顔と大声で乗り切る!