落ち込んだ時に見直すと良いあなたの心の弱さとは


失敗して落ち込んだ時って、中々立ち直れませんよね。落ち込んでいる時は気持ちが沈んでしまい、周りが見えなくなってしまいます。誰にでも失敗して、落ち込むことはあります。しかしその経験は、とても大切なものです。なぜなら、自分の弱点を知る良い機会だからです。

普段の生活では、自分自身を振り返る機会というのは、あまりないですよね。まして、自分の弱点というのは、知りたくないものです。失敗して落ち込んだ時だからこそ、自分の心の弱さを知る良いタイミングなのです。自分に何が足りなかったのかを知ることで、同じ失敗を防ぐだけでなく、自分自身を守ることにも繋がります。

そこで、落ち込んだ時に見直すと良いあなたの心の弱さが、どのようなものなのかをお伝えします。

 

失敗したときに見直すと良い
あなたの心の弱さとは

 

思い通りにはいかない

自分の思い通りに行かなくて失敗し、落ち込んだ時ってありますよね。人生というのは何が起こるか分かりません。思い通りに行かないのが当たり前です。むしろ、思い通りに行って上手く行ったときほど、油断して大きな失敗をしがちです。

思い通りに行かなくても、「仕方がない」と受け流し、臨機応変に対応できるようになると、失敗も少なくなります

 

他人とは考えが違う

仕事の場面で、「何で皆と考えが合わないのだろう」と落ち込んだ時って、ありますよね。人それぞれ育った環境は異なるので、価値観や考え方もバラバラです。本人達は、それらを元に今まで生活してきたので、大人になってから自分の価値観や考え方を押し付けて変えようとしても、変えることは難しいですし、受け入れにくいです。

「この人とは考え方が違うから、合わないのは当たり前」と心の中で区切りをつけることで、適度な距離を保って接することができます

 

注意してくれるのは有り難いこと

上司や友達に注意されて、落ち込んだ時ってありますよね。しかし、注意してくれるというのは、ありがたいことなのです。特に上司の場合、「あなたがもっと良くなってほしい、次に同じ失敗を繰り返してほしくない」という思いから注意します。本当にどうでもいい人には、注意しません。自分の印象が悪くなってまで、その人と関わろうと思わないからです。

注意されたら、「自分はこの人から関心を持たれているのだ」と前向きにとらえましょう。ただし、嫌味や八つ当たりであなたに辛くあたる人もいます。そんなときは、「この人はそれしか楽しみがない、可哀想な人なのだな」と心の中で憐れむと、深く考えなくなります。

 

自分だけが辛い思いを抱えている訳ではない

落ち込んだ時の心境として、「何で自分ばかりこんな目に合わなければいけないのか」と考えてしまいがちです。しかし、人は大なり小なり、挫折や失敗を経験しています。自分だけが特別ではない、皆辛い思いをしてきた過去があるのです。ただ、それを表に出さないだけなのです。

落ち込んだ時は辛いですが、気持ちを切り替えて次に活かす姿勢を保つことで、前に進むことができます

 

時には感情を表に出す

ストレスをため込みすぎて、感情を爆発し、落ち込んだ時ってありますよね。仕事や人との付き合いなどで、どうしても自分の感情を抑えなければいけない場面はあります。しかし、抑えすぎると、いつか限界がきて、暴走してしまいます。

時には適度にガス抜きし、リフレッシュすることも必要です

 

人の悪口を言わない

嫌な人や合わない人がいると、その人の悪口を言ってしまいがちですよね。確かにストレスのはけ口として、話をするのは良いことです。しかし、悪口は巡り巡って自分のところに帰ってきます。また、職場では誰と誰が親しいのか分からない状況の中、職場の人の悪口を言うのは危険です。もし悪口を言いたくなったら、職場の外で話すようにしましょう。

また、悪口ばかり言っていると、心が荒れてしまいます。悪口を言ったから状況を改善できる訳ではありません。本当に状況を改善しようと思うならば、「どうすれば良いのか」と前向きな意見を言うようにすると、状況も変わるだけでなく、あなたの心の負担も軽くなります

 

いかがでしょうか。落ち込んだ時に見直すと良いあなたの心の弱さとして、まず自分の思い通りに物事は進まないということを念頭におきましょう。また、他人とは価値観や考え方が異なるという認識を持つと、適度な距離を保って接することができます。

注意されて落ち込んだ時は、「自分のことに関心を持ってくれているからなのだ」と前向きに捉えましょう。そして、誰もが挫折や失敗を経験している、自分だけが特別辛い訳ではないと考え方を改めると、気持ちを切り替えやすくなります。

イライラをため込み過ぎると、限界がきて感情を爆発させてしまいます。時々ガス抜きをして、心身共に休ませましょう。ストレスのはけ口として話をするのは良いことですが、悪口からは何も生まれません。「どのように状況を改善したら良いか」という建設的な意見を話すようにすると、状況を改善されるだけでなく、心の負担も軽くなります。

とはいえ、人の心の弱さというのは簡単に克服できるものではありません。しかし、失敗を通して自分の心の弱さに気づき、克服しようとする姿勢を持つことは、自分自身を守ることにもなります。是非、時間を取って自分と向き合う時間を作ってみてください。

 

まとめ

落ち込んだ時に見直すと良いことは

・物事は思い通りに進まない
・他人と価値観や考え方は異なるから、自分の考えを押し付けてはいけない
・注意してくれるのは、自分に関心を持っていてくれるから
・自分だけが特別辛いわけではない
・ため込まずに、時にはガス抜きをする
・人の悪口を言わない


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